歳だから本が読めない

と思っている…わけではないけど、年齢を経るにつれて読書が身近なものでなくなってきているのは確かだ。まず老眼が進んでしまってコンタクトレンズ入れた眼に小さな文字は辛い。老眼鏡も以前買ったものが合わなくなってきているし、文字の大きさや時刻によっては焦点を合わせるのに時間がかかる。夕方になると疲れのせいかなかなか合わなくて大変💦 コンタクト外せばいいじゃんとは思うけどコンタクト無しでは一寸先もぼやけるドドド近眼なのだ(*_*;

何より一番は集中力が続かなくなっていることだろう。集中力を維持する気力体力が無い。断言する。いつの間にか無くなってしまってる。何故??え、え、えーーーーーーーーこれが歳を取るということ!?

 

 

とこの2、3年思ってたんですが…。

去年の12月くらいから個人的に忙しくて2月はライブを入れていないこともあって、少しSNSを控えています。

思えばなんで私がSNSをやっているのかって、ポルノグラフィティにハマったときに誰かとこの想いを分かち合いたい!!というのがあったのが一番なんだけど、それより切実なのが、このポルノさんの公式さんというのがTwitterもLINEもやってらっしゃるというのにお知らせをくださるときはどうでもいいお知らせまでバンバンくださるのに音沙汰無いときはうんともすんとも音沙汰が無くなってしまう若干ファンにとってはえええええーの方だったりする訳です。そんだからラジオやテレビでコメントが流れるときでさえ何のお知らせもないときがあったりする。なんでやねん!ひどひ…(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

そういう理由でファンから得られる情報というのは必須だったりするのです。要するに公式当てにならんということっす。ファンの皆さんありがとう。

 

ただSNSというのが曲者で、基本ナニを呟いてもいいTwitterInstagramでは私にとって必要ない情報がたくさんあるわけです。そりゃそうだよね、だって私が必要とするものってポルノさんが何に出るかとかの情報だけなんだもーん。だからその1%の情報を得るために99%のどうでもいい情報の海を彷徨うことになるのだ。

…と言うと語弊があるな。これはあくまで私の個人的なSNSの使い方であって他の人には当てはまらないです。自分にとってどうでもいいことが他人に重要だったりするし、他人にどうでもいいことが私には純金の輝きに見えたりするし!

元々SNSは人によって使い方が異なるよね。情報を発信する人もいれば情報を集める人もいる。繋がることが目的の人もいれば繋がりたくない人もいる。日記代わりだったり小ブログのような位置づけの人もいるね。私は情報収集が主なんだけど、小ブログとして使っている人の素敵な呟きを楽しみにしていることもあります。

うーん、けれどですね、やっぱり情報量多いんです。私にとっては。

ひっきりなしに流れていく情報が多くて追いかけるのに必死で、良いこと書いてあるなーと思ってもじっくり考えていられないんですね。どうも思考が刹那的になってしまって、長い文章がかったるくて読めなくなってる。そして自分でも作れなくなっている。文章の構成を立てることが面倒くさくなってしまってる。読むこともかったるい。書くこともかったるい。そうしているとなんの為にSNSをやってるの??と疑問に思ってしまって。

多分、いわゆるSNS疲れってヤツなんすよね。

何より時間を喰う。これだったらDVD一本観てたほうが良かったと思うことが度々あって。

 

再度言うけれどこれは私の場合。

多分私はあんまりSNSやることに合っていないんだろうなと思う今日この頃。

だからちょっとSNSと距離を置いてみてる。私の場合薄目を開けて斜め横辺りから眺めているのがいいのかもとも思う。これからどうなるかは分からないけど。

 

 

まあ、そうしたら時間が空いて本でも読んでみようかなっ!ってなったよね。おお、やれば出来るじゃん、私。素晴らしい〜。確かに老眼は辛いんだけど!

 

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1月末から読んだ本。

 

「ヒトがいまあるのはウイルスのおかげ!」武村政春

sakurasha.com

光学顕微鏡では観察出来ずに電子顕微鏡でやっと観察出来るくらい小さなウイルスの話。たぶん私のような超初心者向けの本です。

細菌よりも小さいためウイルスについては色々分かっていないことも多い。よく除菌除菌と騒いでいるけれども実は人間は細菌だらけ。だけどたぶんそれ以上にウイルスがくっついているんだよね。ふはふはふは。細胞を持たないウィルスは一体生物と言えるのか?え、生物の定義は細胞を持つか持たないかなの??(知らんかった。びっくり!って高校の生物で寝てたんか?)そしてウイルスの使命は遺伝子を運ぶだけ。自分ひとりでは遺伝子を増やせず、細菌や動物の細胞に入り込み寄生主?の細胞の分裂の仕組みを借りて自分の遺伝子を増やしていく、その仕組みにまたびっくりです。

個人的には、人間の遺伝子は基本的に親→子のように直立の流れになるのに、たまに他の種の、交配がおこりえないようなところからの水平伝播があったりする。その理由にウイルスが関わっているらしいとのこと。その水平伝播によって人間の遺伝子の突然変異、ひいては人類の進化があったのではというところに興味を唆られた。ミクロの世界がマクロを動かす。本当に知らないことばっかりで!だから科学って面白い!ああ、世界は広くて美しい。

 

 

 

「白い孤影 ヨコハマメリー」壇原照和

www.chikumashobo.co.jp

1982年や1983年に週刊ポスト週刊文春に取り上げられた時は、メリーさんは街で見かける変な格好をした老婆、の扱いだった。メリーさんは街娼だったので地元では彼女をさげすんでいた人の方が多かった。それがなぜ伝説の「ヨコハマメリー」となっていくのか。それを勝手に?作り上げていく人々の意識の変遷や時代の変革が面白かった。

彼女はなぜ白い服、白塗りの化粧で横浜の街に立っていたのか、噂通り昔別れた将校を待っていたのは本当なのか、彼女は何も語らず、最期は故郷の老人ホームで亡くなったそうである。

 

 

 

「この世の春」上・下 宮部みゆき

www.amazon.co.jp

宮部みゆきは、人の心の中にある悪意が絶対悪なのか、悪意というものは誰の心にも持っていてそれを大きくさせていく人と抑えられる人がいるだけなのか、本当のところどう考えているのか。でも彼女の作品にはどうやっても救いようがない産まれたときから子供の時から悪の塊、悪魔の化身みたいな人がちょいちょい出てくるよね…。この小説は完結しているようで説明されてないところがあって、それも誰かの悪意の塊が隠れていそうで。そこがいい意味でもやもやする。勧善懲悪とならない。果たしてそれがまた事件となって続くのだろうか。期待が高まる。

 

 

 

「永遠なる子供エゴン・シーレ黒井千次 

www.kawade.co.jp

昔からクリムトエゴン・シーレは大好きなんですよ!クリムトは画集を持ってたけどエゴン・シーレは持っていなかった。これは買いに行かなければな!(画集はホント高くて泣きたくなるほどなんだけど)と気持ちが逸るほどシーレの絵が観たくなる。

スペイン風邪(インフルエンザ)で28歳で亡くなってなければ、もっと大人になったシーレはそれからどんな絵を描いたのだろうか。若くして亡くなった芸術家にはいつもそんな風に思う。シーレはエディットと結婚したあたりから成熟の兆しを見せていたけれど、それでもずっと身の内の狂おしいまでの衝動を抱えたままでいたのだろうか?そしてその衝動を突き抜けるような成熟を見せてくれただろうか?それはどんな成熟であっただろうか。

何より、黒井千次さんの文章は凄く魅力的で、芸術家の個性の発揮ということに触れたところでハッとなる記述があった。うん、これは私の中のひとつの解答かも。あとでよく考えよう…。

それにしてもこの本も20年近く前に出された本なのね。

 

 

そんで今は電子書籍デビューをしてカレル・チャペックの「山椒魚戦争」を読んでいる。うーん、でも電子書籍は目が疲れるわー。やっぱり紙の本が好きかな。