Winter's man

すべて備忘録

ポルノグラフィティ 色情塗鴉 Special Live in Taiwan @レガシィ台北 2017.03.25~26 2日目

 

ポルノライヴin台湾の2日目です。

 

 

打ち上げがあって帰ってきたのが遅かったので当然朝が遅くなりました。

26日は鼎泰豊に開店と同時に入る予定だったんですが…。うううーまた雨降ってるし昨夜の余韻でぼーっとしてるし…。

それでもせっかく台湾に来たんだから行ってみよう、有名な鼎泰豊で小籠包食べるぜ!ってことで我が身を奮い立たせ、行動することにしました。

 

去年は仁愛路一段っていう大きな道路沿いの、善導寺駅と東門駅のちょうど中間くらいのところにあるホテルに泊まったんですよね。ここ、レガシィ台北がある華山1914から結構近いんですよ。多分歩いてもそんなにかからない。だからまたこの辺りだったらいいなあなんて思っていました。

けれど取れたホステルは西門駅と台北駅と台大醫院駅の中間くらいのところでした。ちょっと西の方ですね。うーん、レガシィ台北とちょっと距離あるかなーと少々がっかり。

↓とりあえずグーグルマップ。

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で・す・が!!ここの場所って実はとってもいい位置だったのです!

まず繁華街の真ん中なのですっごくすっごく便利!セブンイレブンもファミマもそこらへんにいっぱいあるし。スーパーマーケットもちょっと行った先にあるし、食べ物屋さんもいっぱい(ただ入っている時間はあまりなかった)

第一、台北駅に歩いて10~15分で行けるんですよ。実際最終日に帰るとき、台北駅から地下鉄で桃園空港まで行くのに本当に楽でした。

でも、今度台北に来るときはここではなく、まだ行ったことのない街に行きたいね、なんて相方さんと話してました。だってそうしたら、行ったことのある街が増えるんですもん。歩いた街って愛着わくよね!

 

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鼎泰豊の本店です。いつもめっちゃ混んでます。去年もそれでくじけました。

随分前に台湾に来た時もここに入る時にかなり待たされましたよ。今回も80分待ちでした。

ここって上品な、日本人好みの味なんですよね〜。小籠包もいいんですが今回はエビチャーハンがすごく美味しいってことに気づきました!エビチャーハン、オススメですよ!

 

それにしても雨がやむ気配ないよ…。そして今日は肌寒い。なんでこんなに降るんでしょー(´Д`)

 

2日目なんでのんびり気味に行こうと思ったけど、Kさんたちからもう会場に着いてるよーと連絡あったので私たちも急いで会場へ。

 

今回雨降ってるということもあって、1日目も2日目もタクシーをかなり利用したのですが、タクシーの安さ手軽さに震えたよね。ホテルから会場までは車で10分くらいの近さなんだけど料金はだいたい100元くらい(日本円で370円くらい?)

ただ運転手さんによっては、場所の名前言っても(文字で書いているものを見せても)地図を見せてもなかなか理解してくれない人とすぐ分かってくれる人といて。苦労したけど、まあ最終的にはなんとかなった!^^;

 

会場に着くとさすがに今日のグッズ売り場は昨日ほどの列はなかった。

そりゃあそうだよね…実際私の友人たちもライヴに参加できるのは昨日だけ、今日は帰らなきゃ、って人が多かった。

だってもう飛行機やホテルの手配が終わった後で追加が発表されたりするんだもの。変更出来なかったり休みが(年度末だ!)取れなかったりした人が大勢いたんですよ。

新藤さんはカフェイレで、会場は2日押さえておいたけど1日目が売れるか分からなかった、売れたから2日目を追加として発表したんだよー、なんて可愛く言ってたけれど。でも、最初から2daysにしてくれたらちゃんと2daysに合わせて休みや飛行機・ホテルを取れたのに!

…なんてことを言っていると、今回のライヴは台湾のファン達に向けたものだから日本から追いかけて行くなんてもってのほか。遠慮すべき!って攻撃を受けそうですが…。でも、私は自分が行きたいと思ったものにそんな理由で遠慮するなんて考えられません。だって、台湾の人達だってどうしても自分が行きたいと思ったライヴなら、どこだろうと這ってでも行くでしょう。今回チケット売り出しの窓口は台湾のプレイガイドのみで、それだけで現地の人の方が何倍も手に入れやすかったのですから。(ネットに入るより現地のファミポートで取る方が早い)

それにその理屈ならライヴを日本でやる時は、他の国の人が来れなくなるじゃないですか…?

…それはさておき。

突然の追加は、日本から来る人だけの話じゃなく実は台湾や他の国のファンにとっても大変だったのよ。最初に組んだ予定が変更出来なくて2日目来れない人もいたようです。

ポルノ運営としては「初海外ワンマンで即日完売」の事実があるだけでOKなのかも知れない。でもやっぱりファンのことも大事に考えて欲しいのです…。

 

と、ひとしきり文句言う…。

実際チケットの売れ行きもイマイチだったような。昨日昭仁が「明日も来てね♡」(首かしげて)と可愛く言ってましたが、うーん、待機列で待っていても500番以降の列、数人しかいないぞ…。そしてそれ以降の列の待機場所は…どこ?もしかして無いんじゃない?

まあ、それなのにライヴ始まったら大体会場が埋まってたから(笑)

ポルノにもいろいろ大人の事情があるんやね~と思った次第でしたよ。

 

 

セトリは第1日目と同じなので、昨日と違ったところやほかに感じたところを書きます。

 

 

昨日は下手側でしたが今日は比較的真ん中、どちらかというと上手寄りをキープ。列は5列目くらい。最初どうにかいい視界を手に入れたと思ったのに、スタッフが上手の規制線の位置を変え、狭くしたりその後広げたりして列が乱れる乱れる。ううう…周りにちょっと背の高い男の人が多かったから、見るのに苦労した。背がちっちゃいって悲しいよー( ;∀;)

でもそれでも日本ではありえないくらいの整番なんで、はい文句は言いません。

 

 

あっ、でも今日は昨日より音響がいい。音割れがあんまりない。場所が真ん中よりのせいかな…?

そして、昨日より昭仁君の声がいいぞ!

と言うか昨日より「走った歌い方や、やたら頑張って声を出す」という歌い方をしていない。音にちょうどいい加減で声が乗る。落ち着いている丁寧に歌っている、けれど熱量はそのまま。

演奏も昨日よりこなれた感じがする。

まあ、私自身も昨日より落ち着いているからね。そう聴こえるのだけなのかもしれない。

 

MCでの自己紹介。

 

昭仁「ワシィ、アキヒト!」

何を言い出したのかと思ったよ(笑)

昭仁「台湾語で『私は~』を『ワシィ』って言うんですよね?だよね?」

広島弁と共通点あるぞアピールかなっ?でも発音がちょっと(いや大幅に)違うんじゃないでしょうか。私もよく分かんないけど中国語で私は〜は「ウォースィー」みたいな発音?違うか。

この時だったかな。晴一が自分のことを「僕、しんたん!♡」って言ったの。自分の名前「晴一」の中国語読みに苦心してて、もうこれでいいやって感じで(笑)

はいはい、可愛い可愛い。

 

 

サウダージやLiAR、お馴染みのラテンですが今日も演奏や歌い方がいい具合にロックしてました。真助さんのドラムが効いてたなあ。こういうの本当に好みです。

 

そして当たり前だけど今日はヴォイスとサボテンの曲紹介間違えはありませんでした。歌詞間違えはしょっちゅうあったけどね。今回ライヴハウスで狭いから歌詞のモニターは置かなかったのかしらん。

 

ヴォイスとサボテン、めっちゃ沁みました(´;ω;`)

 

どうして沁みたのか…。その時何か私の心の中にリンクするものがあったのかもです。でも昭仁の、昨日より落ち着いた佇まいでもっと淡々とした歌い方が、更に歌に説得力を持たせていたような気がします。

 

そして、渦!

 

あーもう言葉が見つからないっ……!!

大好きで散々観て、音源をウォークマンに入れて聴いてる74ersの渦とは違う、今回は大人になったならではのもっと深い情愛を表現しているように感じるのです。若さに任せたひりつくような激情よりもっと深く深く籠ったエロティシズムと言ったらいいのか。

何か、彼は作られた当時の「渦」の彼なりの歌詞の解釈を、もっと成熟させたものにして私たちに示しているような気がするのです。

そして、今日は昨日聴いた時よりももっと丁寧に歌っている。息遣いすらも言葉の一つのように。そして、フレーズをひとつ歌う毎に聴いている観客を彼の表現する楽曲の世界へと引きずり込んでいく。排水溝にのまれる水そのままに、渦を作って。そのスリリングな快感をなんと表現したらいいんだろう。

緑の照明の中(ここだけ照明を覚えてる)に浮かぶ、目をつぶって彼自身の音楽の世界に入り込んだ昭仁の白い顔は、たぶん一生忘れないと思います。

 

Mugen

 

Mugenの時のギターソロは晴一の見せ場、だとはわかっています!…わかってはいるんですが、その間に昭仁がちょこちょこと面白いことをやっちゃうのでつい昭仁のことを見ちゃうんですよね…。すみません。(でも1日目はしっかり晴ちゃん見てたので!)

2日目は、ギターソロの時晴一が真ん中寄り下手側に来たので、昭仁は晴一のいた場所へ。その時たぶんギターのケーブルの長さを調節するためにしゃがんでいたスタッフさんに、ちょっかいをかけ始めた。スタッフさんの頭をわしゃわしゃして、最後にMugenのリズムに合わせて毬をつくように彼の頭を上下させ…。

 スタッフさん、笑ってたけど災難だったね(笑)

 

Song for you

 

昨日以上に胸に来ました。

歌い方がMVやMaydayのライブに飛び入りで出演した時よりもっともっと切ないように感じました。振り絞るような高音を今でもはっきりと覚えています。

今日の方が台湾のファンが多かったようで、歓声も大きかったです。

後で台湾人のNちゃんが「昭仁さんのSong for youの歌の発音は昨日は90%OKだったけど、今日は99%OK!!!」って興奮気味に教えてくれた。

この曲聴いただけであと数か月は幸せな気分でいられそう。ありがとうポルノ。ありがとうMayday

 

MC

 

今日もPerfume方式で会場の台湾の方に通訳していただきました。ちょっと背の高い男性です。

晴一「僕は魯肉飯が好きです」

晴一「あんまり好きすぎてネットで作り方を調べました」

晴一「意外と簡単だったので日本でも作ろうと思います」

それから昨日と同じように「これからも台湾の人たちと一緒に夢を見ていきたい。また来ます」って言っていました。

 

昭仁「僕は台湾のサンドイッチが大好きです」

昭仁「すごく美味しかったので日本に帰ってサンドイッチ屋を開こうと思います」(Φ∀Φ)ニヤッ

晴一「…こいつは銭金の話をしています」→??キョトンとした感じで通訳さん訳せず(笑)

昭仁「『銭金』が難しかったね(笑)」

 

昭仁が言ってたサンドイッチ屋さんはたぶんこれ「洪瑞珍」

もともとは台中のお店みたい。でも本当にザ・シンプルなサンドイッチですね?でも口にするとふわっふわなパンがとっても美味しいのだとか。 

台中洪瑞珍,洪瑞珍餅店,台中三明治,洪瑞珍,洪瑞珍三明治,洪瑞珍招牌三明治,洪瑞珍中山店

後から調べたら台北駅のそばにも売っていたみたい。その他、桃園空港のバス乗り場の一角にもあったそう!あ~、一口食べてみたかったなあ。次回の課題にします。ポルノさんまた台湾でライヴしてね♡

 

でもこの時のMCの「銭金」が台湾の人には本当に難しかったらしくて、後からRさんやNちゃんに「銭金ってなんですか?」って聞かれました、が、説明が本当に難しかったよ(笑)冗談だってわかってもらえたかな?

 

 

ダブルアンコール

 

2日目はアンコールが終わって早々に影アナが流れてしまいました。あ~、やっぱり今日はこれで終わっちゃうのかな…な考えが一瞬頭をよぎりましたが。それを無視してアンコール!

最初は「アンコ!アンコ!」という大きな声が上がってました、がそのうちに日本のファンが誘導して?ポルチャコールへ。

そして答えてくれました!

昭仁は缶ビールを手に持って出てきた。「台灣啤酒」っていう台湾ではポピュラーなビールみたい。これ、Maydayからの差し入れという噂が。
晴一はズボンをたくし上げながら出てきたらしい(相方さん談)着替えてた??

 

そして今日も聞いてくれました「何の曲にする?」

みんなして口々にいろんな曲名を言い出す。近くにいた日本の人「THE DAY!」って一生懸命叫んでいました。あれ、私なんて言ったっけ?

その時、横の方からやたら流暢な発音で「Century Lovers!」と声を上げる女性が!!

昭仁もそっちに目を向ける。

そうだよ、そうそうそれを忘れていた。やっぱりビフォセンだけじゃ物足りないよね。「センラバ、イェーイ!」ってみんなと一緒に私も叫んでました。…でも今日の曲にはなかったから…なんの準備もないよね…。

 

と思ったら、昭仁がアカペラでサビを歌いだしたんですよ!最初はぼそぼそッって感じだったけど。歓声が上がって私の周りの人たちみんなで一緒に歌いだしました。もちろん手を振りながら、飛びながら。たとえアカペラでもいい、途中で終わって欲しくないって思ったから。

そうしたら康兵さんピアノで入ってきた。

なんて康兵さんGJなんだ!!さすがポルノチームに入るときに全部の曲を完コピさせられただけのことはあるわー。武部聡志さんの跡継ぎと本間さんが褒めるのもさもありなん。

晴一は大苦笑してる。でも困ったような顔しながらもニヤッと笑ってギターを構えて、最初ネックに指を這わせてコードを確かめるようなしぐさをしてから後、ちゃんと入ってきてくれました。ギターソロもね!!

tasukuさんには昭仁が急いでコードを教えていたそう。それでその場で弾けちゃうtasukuさんもすごいよな。

 

ちょっとグダグダなセンラバだったけど、こういうその場での即興のセッションって大好きです。これこそ生(ライヴ)の醍醐味じゃないですか。

ポルノはいつもライヴまでにすごい作りこんでくるので、めったに即興でやることなんてないようです。もちろん、何度も何度もリハする(朦朧となるまでやるみたいな??)ってのは、ステージでハプニングがあってもすぐ対応できるように身体にしみこませるためらしいと聞いたことがあるしその必要は分かります。でも、それは素晴らしいんですが、作りこまない「ステージのその場で紡ぐような音楽」も時には聴きたくなっちゃうのです。2人の、ミュージシャンである素の部分が垣間見れるようで嬉しかった。ありがとうございます。

 

センラバが終わるとさっそく観客から「ワンモア!」の声が。

「じゃあ、今日のセットリストにある曲から」昭仁の言葉にやって欲しい曲名を口々に言いあう観客。

昭仁「じゃあ、メリッサがいい?」

観客「イエーイ!」

昭仁「ハネウマライダー?」

観客「イエーイ!」

…みたいに昭仁が言った曲名になんでもイエーイ!と叫んでしまう私たち(笑)

昭仁笑いながら「どれよ!?」

昭仁「じゃあ、クレージーダンスするぅ?」

ミュージック・アワーが始まりました!

やーこんなに楽しかったことってあるかしら。楽しすぎて記憶が飛んじゃってて断片的にしか思い出せないけど。幸せな気分に包まれている感覚はいつまでも続くよ。

斜め後ろにいた台湾の男子’sが、汗を流しながら目をキラキラさせてfu-fu-したりクレージーダンス踊っちゃっているのがすごく印象的だった。音楽に国境はない。てかやっぱりポルノグラフィティに国境はない?

 

 

終わって会場の外に出ると、Rさんたちが集まっていました。今日はRさんの妹さんも一緒です。聞けばあのCentury LoversをリクエストしたのはRさんの妹さんなんだそう!みんなして妹さんに向かって親指を立て「Good Job!」と言ったよね!!

 

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後からセトリを確認したら、今回のライヴは見事なまでのオールタイムシングルスだったね。アルバム曲はANGRY BIRDとジレンマ、センラバだけで。それでも久しぶりのヴォイスや渦を演奏してくれた。

実際ライヴの最中はセトリがシングル中心ということに少しも不満はなかったです。よく演奏される曲でも、この時ならではの歌い方の変化や演奏のアレンジが感じられたし、何よりどれもびっくりするほど熱量が高かった。本当に満足です。

もちろん、俗に言うレア曲(初期の頃しか演奏されていないとか、まだ一度もライヴで披露されたことのない曲等々)はいつだって聴きたいと思っていますけどね!

でも、セトリの曲名見ただけで「あー、なんだ、よくやってる曲ばっかじゃん」って最近はあんまり思わなくなりました。やっぱり生で体感するライヴで披露される曲はその時その時ひとつひとつが違う意味を持っている。ちょっとクサい言葉を使えば「いつだってスペシャル」なんです。

 

このライヴが終わって日本に帰ってきてからもう2週間以上たっていますが、今でもライヴの熱を感じられるし、ライヴ中に感じた幸せな気分はまだまだ続いています。

本当にこのライヴに行って良かった!

そしてこれからもポルノのライヴに行きますよ!台湾でもまたやって欲しい。その前に早く日本でワンマンをしてッ!!\(^o^)/

 

 

最後にこのライヴで出会った人たち、台湾のポルノファン、お友達、何より私の相方さん!ファミポートで何故かチケットが発券されずにテンパっていた私に、「大丈夫大丈夫落ち着いて!」と優しく言ってくれた相方さん、それだけじゃないけど(めっちゃいっぱいあるけど)本当にお世話になりました。ありがとう!!なおチケットは時間かかったけど無事発券されました。

 

 

 

 ポルノグラフィティ Special Live in Taiwanセトリ☆

 

1.THE DAY

2.今宵、月は見えずとも

3.ヒトリノ夜

4.LiAR

5.サウダージ

6.アポロ

7.ヴォイス

8.サボテン

9.黄昏ロマンス

10.愛が呼ぶほうへ

11.ANGRY BIRD

12.渦

13.ミュージック・アワー

14.ハネウマライダー

15.Mugen

16.オー!リバル

17.メリッサ

〈アンコール〉

18.Song for you

19.アゲハ蝶

20.ジレンマ

〈ダブルアンコール〉

(25日) 21.メリッサ

(26日) 21.Century Lovers

     22.ミュージック・アワー