1/17 モノブライト/LIVE 2016 bright eyes @渋谷CLUB QATTRO
2/11 米津玄師/2016 TOUR 音楽隊(追加公演) @豊洲PIT
2/23 ポルノグラフィティ/FUNCLUB UNDERWORLD5 @Zepp Namba(昼・夜)
2/26 SUGA SHIKAO Hitori Sugar 2016 presents かけすぎ部総会「第2回かけすぎジャンボリー」@昭和女子大学人見記念講堂(ゲスト・高橋優)
4/23 モノブライト@渋谷タワーレコード(インストアライブ)
4/29 FM802 LIVE 「REQESTAGE 14」@大阪城ホール
5/20 藤原さくら@サンシャインシティ噴水広場(フリーライブ)
6/11 藤原さくら@お台場DiverCity(フリーライブ)
6/17 モノブライト/Bright Ground Music ~B.G.M~Tour @恵比寿LIQUIDROOM
6/24 kokua/Tour 2016「Progress」@NHKホール
7/14 フジテレビ27時間テレビ ナオト・インティライミの27時間100曲フェス@お台場
7/30 TVBS全球中文音樂榜上榜(台湾の音楽番組)観覧(ポルノグラフィティ)
7/31 SUPER SLIPPA 2016 @台湾、台北南港展覧館
8/21 SUMMER SONIC 2016 @幕張メッセ
9/3・4ポルノグラフィティ/横浜ロマンスポルノ’16 ~THE WAY~ @横浜スタジアム
9/30 スガシカオ/LIVE TOUR 2016 「THE LAST」~ENCORE~ @赤坂BLITZ
10/12 スキマスイッチ/COVER LIVE "THE PLAYLIST" @豊洲PIT
10/21 スガシカオ/LIVE TOUR 2016 「THE LAST」~ENCORE~ @豊洲PIT
11/16 VIVA! 真赤激! @広島文化学園HBGホール
11/17 VIVA! 真赤激! (ライブビューイング@横浜ブルグ13)
11/23 藤原さくら/ワンマンツアー 2016「good morning」~second verse~@EX THEATER六本木
12/1 Act Against AIDS 2016 「THE VARIETY 24」@日本武道館
12/4 長谷川きよし/長谷川きよしコンサート~心震える時~ @鶴見区民文化センター
ライブは14本、フェスが5本、インストア・フリーライブが3本、観覧が2回、ライビュが1回。真赤激はフェスと言うよりイベントですかね。うん、まあ私にしてはそこそこ行けた方かな…。いや、結構行ったか。
どのライブも思い出深いけれど、ポルノのFCUWと台湾のフェスと真赤激についてはこの3つだけで何年かご飯が美味しくいただけるほど、私にとって最高のライブでございましたよ!!でもさ、これ、ライブではあるけれどフェスとイベントなんだよねぇ…。FCUWは絶対に行くのはもちろんだから別としても、何が自分にとってヒットするか分からないからイベントと言えど軽視出来ないところが辛いところですよ。今年は台湾に一緒に行ってくれた相方さんと、真赤激のチケット譲ってくれた友人に本当に感謝!!!!
6月のkokuaは、ライブにおける演奏陣の巧拙と個性がいかに重要かってことを再認識させられたライブ。武部聡志(キーボード)小倉博和(ギター)根岸孝旨(ベース)屋敷豪太(ドラム)というメンバー見ればどれだけ演奏が素晴らしいか分かると思う。どっしりした厚みのあるプレイ。迫力満点で音も大きい。でも少しもうるさいとは感じないし、ボーカルの邪魔もしない。はーもう耳が幸せ。もう一度行きたいバンド?です。
米津玄師については、秋にも小さいツアーがあったけれど全然チケットが取れなかった。今年は夏に行ったサマソニで米津玄師を観れてLOSERもその時に聴けたしアルバムツアーではなかったので早々にチケ取りを諦めたのですが、今度ライブあったら気合入れてチケ取りしないとダメかも!もうそろそろもっと大きな会場でライブしてもいいと思うんだ!武道館くらい余裕で埋まると思うのよ。お願いだからチケット下さい。
藤原さくらは2017年2月のオーチャードホールの公演もチケット取りたかったんだけど全然取れず、よく11月のチケットが取れたなあと改めて自分を褒めてる(笑)。ライブに行くきっかけになったのは、世間の例に漏れず、彼女がドラマに出てそのドラマ内の撮影兼フリーライブをやった5月20日のサンシャインシティに行ったこと。我ながらミーハーだよなぁ。
アルバムを聴くと分かるんだけど、彼女の作るものは福山雅治が作ってヒットしたシングルとはちょっと違う世界観。自身でポール・マッカートニーやノラ・ジョーンズが好きだと言っているように、洋楽寄りでジャズっぽい曲がいっぱいある。最近売りだしているギター女子のシンガーが作るポップスとは一線を画している感があります。どっちがいいとか悪いとかではなくてね。客層も若い人ばっかかと思いきや年配の人も結構いる。洋楽と言ってもジャンルはいっぱいあるけれど、ロックよりスタンダードナンバーやジャズ寄りの洋楽を聴いてきた世代には刺さるものがあるのかもね。
さて、藤原さくらがこれからも流行るかどうかは正直分からないけど、彼女の作る世界観は大事にして、なおかつ今年得たいろんな体験を糧にして、また新しい世界を見せて欲しいなと思います。彼女の声は「スモーキーボイス」と呼ばれ「低音が素敵」のイメージがあるけれど、高音も実は綺麗なのでそれを上手く活かしたライブも観たいかな。自身の音域を外すのは無理をしない程度に、ではありますけど。
長谷川きよしは去年から行きたくて行きたくて、でも関東で演ってたライブには予定が合わず、やっと行けたライブ。やっと生で歌声とギターを聴けた。感無量です。おまけに最前、ど真ん中。ギターの前にマイクはあるけどプラグを繋いだギターではないので、出来るだけ傍で聴きたかったんですよね。
長谷川きよしは67歳。なのに歌声は衰えを知らず(だそうです。私は昔を知らないのだけど昔と変わりないという透明感溢れる、でも輪郭のしっかりした美声)。ステージでの演奏はガットギターオンリー、あるいはサポで入ってるピアノと一緒、のみです。リズム隊が入っていない不満は全く無しです!セルジオ・メンデスのマシュケナダでは客席から自然に手拍子が発生してた。でもテンポは早いしこの拍は裏拍なので結構難しい…(汗)それなのに会場の手拍子はどうにか最後まで裏拍を保てたよー。いつもは手拍子が始まっても大抵ぐちゃぐちゃになってしまう、ここのお客さんは素晴らしい!って長谷川さんからお褒めの言葉をいただきました。
個人的にはライブで手拍子は音を邪魔するのであんまり好きじゃないんだけど、ここで手拍子やりたくなる気持ちとっても分かる。踊り出したくなるくらい気持ちが浮き立ったんだよね。
最近感じるようになってきたこと。私にとってライブやコンサートに行って生の声や楽器の音を聴いて体感するのは、原始の感覚を取り戻すってことなんだなーということ。
だんだん年齢を重ねてくるにしたがって物事に動じなくなる。多少のことでは泣いたり怒ったりしませんよ。ふふふ。でも、これ、一見褒め言葉みたいな言い方だけど実は感性がめっちゃ鈍っているとも言えるのだ。オバちゃんは図々しい。修羅場をくぐり抜けて来たからとも言えるけど、ホントは何も感じなくなっているからでは??なーんて時々思ってしまうよ。年齢をとって嫌なことはいくつもあるけど、この感性の鈍りは凄く嫌かも。
それを打ち破るのが生の歌声や楽器の音なのだ。
声の響きや揺らぎ息づかい、各楽器の音の響きの違い、リズムの取り方メロディーの流れ方。真剣に歌ってる演奏している姿やそのパフォーマンス、会場に反響する振動、観客の熱気や自分の汗の匂いと味。全身の感覚をフルに使って感じることって日常にはそうそう無いんだ。
もっとも非日常の世界なら他にもたくさんあるでしょう。
でもその中で、今一番私にしっくり来ているのがライブってことなんだよね。
ライブは「生き物」だってよく聞くけれど。もっともこの言葉はライブの場ではいつ何があるか分らない予想がつかないとか、ライブはいつも同じようにはいかない変わっていくもの、という意味で使われるのかな?
私にとっての生き物は文字通り、人間や犬や猫、という意味の「生き物」でもあるの。生きているものに触れる、それはエネルギーのやり取りをすること、に他ならない。それって人間の一番原始的な感覚なんじゃないかな。
人に触れたり犬や猫を抱き上げて抱きしめて血の通った温かさに優しさや愛おしさを感じるのと同じように、ライブに行って生の歌声や人間が演奏する楽器の音色を聴くたびに、血の通った温かいものに自分の何か原始的な生への感覚を呼び覚まされるのです。
そういうことで、来年もまたたくさんのライブやコンサート、舞台などに行けるといいな!
とりあえず決まっているのは1月28日のチューリップと2月4日のクラシックギターのコンサート、5月6日のスガフェスです。