Winter's man

すべて備忘録

Last Cristmas

英語が苦手です。

嫌いというわけじゃなくて、出来たら英語を喋れるようになりたいんだけど英語の授業も無くなってン十年、海外旅行も滅多に行かず、お友達に外国人がいるわけじゃない今の環境では英語を話す必要に迫られないのです。英会話教室に通っていた時もありまして、先生のトムさんやスティーブさんと週一で喋ってた時はなんとなく会話が出来たもんですが、辞めたら速攻で忘れました。語学はふだんから日常にある、というのが肝心なんでしょうねー。日本語だって家に引きこもって何日も誰とも会話しないような生活になると、言葉がすぐに出てこなくなるもんね。ううん?これはちょっと違うかな。

でも、欧米の、いわゆる洋楽ってやつは聴くの大好き。

洋楽に詳しくはないですよ、ちっとも。好きなミュージシャンがいたとして、そのミュージシャンのアルバム全部持っていて(聴いていて)初期から現在までどのような音楽的な変化があったのか…とか全然分からない。分かっているミュージシャンなんて殆どいない。それにジャンルもあんまり問わない。でもハードロック、メタル、パンク、テクノ系はあんまり聴かないかも。やっぱりポップス中心かな。

いずれにしよ英語(その他の言葉)はよく分からない、つまり歌詞があまり分からないままに好き勝手に聴いています。

 

で、12月なので、結構な頻度でWham!(ワム!)の「Last Christmas」が流れたり話題になったりします。えー、ワム!って何年前よ??確か80年代の曲だよ。それが今でも流れてるのある意味凄いね。

Last Christmas」の歌詞は、去年のクリスマスに好きな女の子に告白したけど振られちゃった〜という内容のものです。

そして、英語苦手な私にはこの「last」って単語がクセモノなのです。

lastは日本語で訳すると「最後の」となるのでいつも私の脳内で「最後のクリスマス」という訳が一番最初に浮かんじゃう。それから慌てて、いやいやいやこれは「去年のクリスマス」だよと脳内で訂正する。そういうのを繰り返すんです。これって私だけかな。たぶん私だけだよな(笑)

でも、lastの意味を最後、と思い込んでいる人はたくさんいそうな気がする。

辞書をひくとlastとは「連続しているものの一番端のもの、つまり最後のものである」らしいです。

例えば美味しいラーメン屋さんでお店に入るために並んでいる人々の行列の最後尾の人、みたいな感じでしょうか?

クリスマスは今年もやって来ます。連続して起こるものの1つです。だから毎年毎年並んでいる一番最後のクリスマスはLast Christmas、つまり去年のクリスマスになるのです。これと同じでよく使われるのが「Last night」で、昨日の夜、です。

だからlastには「直前の」という意味もあるんだよね。

 

ネットの辞書やら久しぶりに引っ張り出してきた中高生の時に使っていた英和辞書やら眺めていたら、ちょっとびっくりすることを見つけてしまった。

「last」が動詞として使われる時、「続く」「持続する」「持ちこたえる」「耐える」という意味になるんですって。はあっ??続く?続くって最後と全然反対の意味じゃないの!?

「while our money lasts」が「お金の続く限り」

うーん、うーん、なんとなく理解出来るような気はするけど…。連続しているものの最後、という意味だから連続した状態が最後まで続く、ということを意味するのかしら???

やっぱり私には英語は難しい。もっとちゃんと勉強しないとーー(*_*;💦

 

そう言えばだいぶ前だけど、「Anotherday」という言葉の意味を調べていた時のこと。

何で調べていたかって、ポルノの曲にAnotherday for "74ers"ってのがあるからですよ。

anotherという言葉には、「別の、もうひとつの」という意味があるので、AnotherDayという意味は「今とは全然別の日、今とは違う日」と思っていた。

この、別の日を航海しているって、凄く意味深な言葉だよねえ…なんて。

けれど、ポール・マッカートニーの楽曲の中にやっぱり「AnotherDay」というのがあるのだけど、ちょっと気になって翻訳されたものを調べたら、その翻訳が「いつもと変わらない日(いつもと代わり映えしない日)」になっていたんですよ!!

「別の日」と、「いつもと変わらない日」だと丸っきり180度意味が違うんですけど!

というのも実はanotherには「もうひとつの」という意味があるのだけれど、このもうひとつ、というのが、同じものをもうひとつ、という意味もあるからなんですね。だから、お酒かなんかを飲んでいて、空になったグラスをグイとマスターに向かって「another!」と言うと、それはおかわり!(同じものをくれ)ってことなんだそうです。

だから、ポール・マッカートニーの歌詞は、It's just another day→いつもと代わり映えしない一日さ、になるんですね。

 

あ〜英語難しいなあ。他にもこういうのいっぱいあるんだろうな。うーん、大変。と言うより私知らなすぎだな。きっとこんなの誰もが知っていて今更バカじゃないのって言われそう(笑)

無知を晒してるけど、いいんですよ。(開き直り)忘れないように書いておく、それだけなんで。

それでも、やっぱり来年は英語の勉強しようかな。