Winter's man

すべて備忘録

2022年に行ったライブ

02/26 スガシカオ Shikao & The Family Sugar Special Live@中野サンプラザホール

03/13 澤野弘之[nZk]007@国際フォーラム(ゲスト・岡野昭仁

03/25 平沢進 ZCON@東京ガーデンシアター

04/30 SKYE SONGS&FRIENDS@パシフィコ横浜(ゲスト・ポルノグラフィティ

05/25 N響サントリーホール

07/03 白玉雅己 Joy of Life@下北沢440

07/15 N響NHKホール

07/26 うたコン観覧@NHKホール

(08/06.08/07 Visual Album暁 ポルノグラフィティ

(08/23 ジャニス@国際フォーラム)

09/27 ポルノグラフィティ 暁ツアー@高崎芸術劇場

10/16 藤井風 LOVE ALL SERVE ALL STADIUM LIVE@パナソニックスタジアム吹田

10/17 ポルノグラフィティ 暁ツアー@オリックス劇場

10/26 米津玄師 変身ツアー@さいたまスーパーアリーナ

11/04 ポルノグラフィティ 暁ツアー@新潟県民会館

11/16 ポルノグラフィティ 暁ツアー@函館市民会館

11/28 ポルノグラフィティ 暁ツアー@熊本城ホール

11/30 ポルノグラフィティ 暁ツアー@福岡サンパレスホール

12/18 藤井風 LOVE ALL ARENA TOUR@セキスイハイムスーパーアリーナ宮城

12/19 ポルノグラフィティ 暁ツアー@仙台サンプラザホール

12/21 ポルノグラフィティ 暁ツアー@會津風雅堂

 

 

 

スガシカオ「Shikao & The Family Sugar Special Live」

ここ何年かデビュー日にやるライブに行けてます。ありがたや。そして今年(2023年)もやっとこさチケット当たった!ありがたやありがたや。ホントに楽しみです。

2022年のこの時のライブは私がまだファンになってない頃の「The Family Sugar」バンドが入ってのライブ。レアな曲も演って盛り上がりました。正直言うとその頃を知らない私、一抹の寂しさが過ぎる瞬間あったりなかったりやっぱりあったり…😅 時間は距離じゃない…(晴一くんのセリフ)でも遅れて来たファンあるあるなんですよね。ポルノさんのことでもちょいちょい感じたりするんですよ……グスン

 

 

澤野弘之 「[nZk]007」

今回のライブでも呼んでもらえました、岡野くん!やったね!

[nZk]006では歌唱曲が1曲だったけどトリでラスボスみたいな迫力だったね。今回はトリでもあり曲数も3曲も!そしてアンコールまで歌わせてもらっていて、何という高待遇。昭仁ソロ活動なのでこれからもう生では聴けないかもしれない「光あれ」「その先の光へ」が聴けて嬉しかったです。ポルノでもそうだけど、生での岡野くんの迫力は音源を遥かに上回るもんね。何よりアンコールの「Inferno」のカバーが絶品で。2021年のBilibili Macro Linkでの中継でも凄かったけど、これまた生で聴けたのが最高でした。鳥肌もんでしたよ…!!!

 

 

平沢進 「ZCON」

コロナになってからなかなか平沢進のライブに行けてなかったんだけど、アルバム「BEACON」が凄く良くて、尚且つ、今回はインタラクティブライブとのことなので楽しみにしてましたよ。3回公演のうち、私が行ったのは第1回目。でも結局2回目と3回目の配信も買っちゃったもんね。

平沢進インタラクティブライブとは、ライブのストーリーの分岐点をその場にいる観客と在宅の観客が選んで進めて行くという観客参加型のライブ。選んだ道によってバットエンド(数種類)とグッドエンドが用意されていて、それによって歌う曲も変わるというもの。ゲームのようなライブなのです。初めて行った時は面食らったけどめっちゃ楽しい!どこの分岐のどっちを選べばどうなるかを学習して、そこにいる観客と在宅の観客が協力しあって目指すグッドエンド。平沢進独特の意味が分かんないような分かるようなやっぱ分かんない歌詞や演出も健在です。しかし、平沢進は自分のエンタメ性を否定してるようなんだけど、こういうライブを見るにつけエンタメ力満載じゃん、と思うよ。

 

 

SKYE 「SONGS&FRIENDS」

4月末にポルノが参加したイベント。松任谷正隆さんが参加してることで武部聡志さん〜本間さんを経てポルノに声が掛かったらしい。正直に言うと私はSKYEのメンバーは名前だけしか存じ上げてなくて、そちら方面を通って来てないのです。それなのにこういう記念すべきようなイベントに来ていいものなのかしら…。面白いもので世代と言えども全く触れてない人もいれば若くても詳しく知っている人もいる。。

このイベントでは開演前のバックステージツアーとアフタートークがあって、私はバックステージツアーに参加しましたよ。色んなお話聞かせてもらったり、リハを覗かせてもらったり(おおお、いきものがかりの水野さんがいた……!)スタッフさんがせっせと開演準備してるのを見せてもらったり。貴重な経験でした。

本編、ポルノさんのMCは多分近年ダントツでトップを飾るようなグタグタ具合いだったんではないでしょうか…。聞いてて崩れ落ちたよ…😭 一応ライブの説明文ではSKYEとその遺伝子を受け継ぐミュージシャン、とあったりするのだが、2人もミュージシャンへのリスペクトはあってもガチで通って来てない道なんだろうね。もちろん直接通って来てなくてもSKYEの皆さんの影響は計り知れず、私もSKYEのメンバーが関わっているとは知らずに「TOKIO」や「なんとなくなんとなく」を知っていたわけだから。

まぁ、その代わりと言ってはなんですが歌は最高に良かったです!!!あとこの頃多分ポルノのメンバー2人揃った姿を見るのが本当に久しぶりだったね…😭😭😭

ポルノの他にぐっと来たのがさかいゆうさん。今まで生で聴く機会がなかった。本当に歌や演奏が上手いだけじゃなく説得力たっぷりの歌唱。良いミュージシャンに出会えて良かった。

そして、お久しぶりのポル友さんと会えた!ワォしばらく見ないうちに更に魅力的に…!ずっとお話しながら帰りました。本当に良き日でした。

 

 

白玉雅己「Joy of Life」

前回のライブは行けなかったので今回こそは!と下北沢へ。下北沢440はあのライブハウス下北沢CLUB251の隣、てか上にあるんです。

たまさんは1人での配信も2回目で慣れたもの。心地よいライブでした。ベース以外の音は事前に作って〜という感じですが、やっぱりセッションが聴きたいなぁ。。。と思うのは贅沢かしらん。そして、MCでもう50になるから…という言葉がちょいちょい出てたのが気になる…。いや、まだ先でしょ!そして50になったって大したことないから!(いや、あるかもだけど…いや、無責任なこと言えないけどさ、もちょっと攻めてええんやで、、)

 

 

うたコン観覧

久しぶりにポルノがNHKに出た。それも生番組のうたコン。

MUSIC JAPANは無くなったし、うたコンはどうも年配者向けと若者向けのハイブリッドバラエティ番組なんだけど、ポルノが出るという雰囲気の番組でもなくない?

それはそれとして、ありがたいことにフォロワーさんから観覧の同伴にしていただきNHKホールに行ってきました。

この頃辺りだったか、確かアルバム曲の中から「証言」が解禁になっていて、この日の演目が「証言」とのことで慌てて聴いて出かけました。うーん、初聴きではちょっとピンと来なくて「暁」が良かったなんて思ってたわ。行く前までは。

そう思っていたのにね、いやー良かったんですよね、証言!!!生で聴くと100倍良く聴こえる現象あるある。歌詞の言葉がひとつひとつすーっと身体に入って行ってね。感動しました。何なんだろうね。終わってネット見てみるとやっぱりテレビ越しでもそう思う方多数いて。あー、だから作った曲は全部ライブで歌ってよと改めて思いましたですよ。

その日はうたコン終わった後に証言のMVの解禁もありました。うーん、私もコンテンポラリーダンスは嫌いではないけどさ、もうちょっと分かりやすいダンス表現でも良かったんではないの?という印象。賛否両論出る映像だよね…。

 

 

Visual Album暁

これはライブではなく映画館で観たものなんで厳密に言えば入らないかな。

今更言いたくもないけど、言い出したら多分止まらなくなるなーってやつ(笑)でもなぜこんなに拒否反応が出るのか今でもよく分からんの。ただ「not for me 」で済ませられない何かがあったりするのかな。もちろん、ポルノのMVが私にとってはイマイチってのは今までもあった。それでもここまで気にならなかったんだけど。

…とは言えこれもポルノの曲の解釈の一つではあるんでしょうね。そういう意味では仕方ないね。だって、誰がどう感じてもそれは非難されるべきものではないから。でも、私が感じたものの方を私は大事にしたいかな。そして他人が感じたものは必要とする人のもの以外あんまり必要ない…。

これを観て困ったことはアルバム「暁」がしばらくの間全く聴けなくなったこと。音楽が鳴ると映像が蘇っちゃって。特に「ナンバー」「You are my Queen」…今でもちょっと困ってます。だから映像ってのは本当に脳細胞に多大な影響を及ぼすんだなって。特に流し見出来るようなテレビじゃなく映画館の映像は。つくづく思った。

 

 

ジャニス

これもライブではなくミュージカルですね。

でも後ろに亀田誠治さん率いる生バンドがいて、ジャニス演じるアイナ・ジ・エンドの語り以外はほぼ歌!歌!歌!なんです。アイナ・ジ・エンドさんの歌が素晴らしかった。迫力あるシャウトの中にどこか舌足らずなような鼻にかかったような甘さが混じりこんでる!凄いキュート。3回だけの公演だったけど、ずっと歌いっぱなし、話しっぱなしでよく喉が持つね。ただ出演者の皆さん、張り上げる系の歌い手さんばっかだったので藤原さくらちゃんのハスキーボイスにホッとしたりもしました。

 

 

藤井風「LOVE ALL SERVE ALL STADIUM LIVE」

2021年は外れ続けた風くんのライブにやっと当たった!!!

実は申し込む時はスタジアムだし大阪だし(大阪ごめん💦遠征ヤダって言う人もいるかなって思っただけ)余裕だよね、と思ってました😏 そしたら落選者がわらわらいるわいるわ…。ただ単に運が良かっただけだと知りました。本当にすみません。色んな人の当たり方を聞くとどうも1アカウントで一つの当選となってたみたいです。このライブは10月15日と16日の日程だったのですが、2daysは当たらないように、沢山の人が満遍なくライブに行けるようにしてくれてたみたいです。せっかくだから両日行きたい!の気持ちもあるけどご新規さんにも優しい運営、本当にありがとうございます🙏

初めて行ったパナソニックスタジアム、比較的こじんまりしていて何より天下のパナソニックなので音がめっっっちゃ良かったです。ここでライブ演るの初めてだとか。全面左右真ん中に大きく構えたモニターの映像も素晴らしく綺麗。これもパナソニックさんの技術なのかな? それにしても、初めて生風を浴びた…!それだけでもう超感激だったよ!!!席は遠かったけどほぼ真正面なので全てが良く見えました!

 

 

米津玄師「変身」

米津さんのライブはあまりにも当たらないので最近は応募もしなくなってました(笑)

でも2020年に出た「STRAY SHEEP」のアルバムが凄く良くて好きで、ずっとライブ再開したら行きたいと思ってて。1次は外れたんですが2次でまさかの当選!大きな会場のたまアリ&最終日一つ前に申し込むというセコい戦法が勝利を呼んだのでしょうか…。米津さんの運営もどうも1アカウントで当選一つ、という形を取っているみたいで多分そのせいで私にも席が廻って来たのでしょう。本当に運営に感謝。ただ複数回行きたくても行けないんだよね。うーむ😞(どっちにしろ当たらないって)

2016年ぶりに行った米津ライブはびっくりするほど変わってて驚きました。最も前行った時は豊洲PITでライブハウスだったじゃんね…。ひーーー私の時間止まったまま!前はステージでただバンドを従えて歌っている普通のライブって感じだったけど、「変身」ツアーは会場全体を使って表現をしているエンターテインメントのライブ、という印象でした。華美にならずにシンプル、なのに映像や照明、演出のセンスの良さや凝りように驚く。あと、米津さんの声が華やかになってる!高音から低音の伸びの良さ。んん、良く聴けばアルバムの音源だって歌い方変わってるよ。なぜ気が付かなかったかな、私!ネットの情報ではボイトレをされてるとか。全てにおいて進歩してるんだね。

「うち(のライブ)はさ、好きにやってくれていいの。ガーッとやりたい人はやってくれていいし、棒立ちのままでもいいし、つまんなければ帰ってくれちゃってもいいし。自由であって欲しいんだよね、ここでは。日常ではなかなか自由でいられないでしょ。(中略)人生は時にクソだけど、今日だけは良い日であって欲しいと思います」(MCうろ覚え)ありがとう、 自由にやってます。そしてつまんなければ帰っていいよからの「ひまわり」「アンビリーバーズ」「ゴーゴー幽霊船」!!!「爱丽丝」「ピースサイン」「KICK BACK」ってさ…。盛り上がりゾーンじゃん!誰もがガーッとやってバーッと行きたいように行っちゃうでしょうが!!!

今回「カンパネルラ」はセトリに入ってなかったので次回はぜひ聴きたいです!

 

 

藤井風「LOVE ALL ARENA TOUR」

ほんのちょっと席が残ってるとアナウンスされ、宮城セキスイハイムスーパーアリーナのチケットをゲット!次の日がポルノの仙台公演だもの、買うしかないでしょ!

後から買った席なのに、そこはキャンセルされた席だったのか機材開放席だったのかアリーナ1桁列でしたわ😂びっくりするわ😂 おかげで風くんそこそこ近くで観られた。私はどっちかというと何でも俯瞰で観たいタイプだけどたまには肉眼で対象物を捉えたいよなっ!あとライブならではの熱はやっぱりアリーナが一番だもんね。

このツアーはセンターステージ。センターステージ最高です。演奏者がぐるぐる動いてくれて(お疲れさまです)後ろ姿もいいものなんです。センターステージだとどこの席からでも近い。多分一体感はどのステージの作りよりもあると思うよ。ポルノさんでもやってよ。待ってるよ。

内容はと言うと…風くんの歌声がパナスタの時よりずっと進化している!その分歌詞の説得力が増している。演出や映像、照明も言うことなしです😊(細かく言いたいけどこのツアーは続いているので)

 

ひとつだけ。

この頃あたりからだったかな。一部のオーディエンスから藤井風の宗教問題でバッシングが起こって風くんTwitter辞めたやつ。めっちゃ腹が立って、腹が立った経緯を詳しく書こうと思ったけどやっぱり止めた。自分が書いた文章さえ見たくなくなるから。

藤井風が何かを信仰しているなーっていうのは、藤井風に触れてちょっとした頃から歌詞やらMVやらを聴いて観ているだけで感じていた。それだからこそのあの考え方や歌詞の内容や行動なんだと思った。彼は何も隠していないし、何もオーディエンスに求めていないしそういうのが嫌で合わないと言うのなら離れればいいだけなのにね。

日本人は宗教に関してあまり興味がなく、無頓着すぎるか過敏になりすぎるかの両極端になりがちな人が多い印象だ。私も無信仰ではあるけれど、芸術はその成り立ちから宗教と密接な関係にあるので、そこら辺は冷静になる必要があるのだろう。内容は違うけど、今でも三浦春馬くん関係で執拗にアミューズをバッシングしてる人々思い出してしまう。似たような人々が今もせっせと風くんをバッシングしてるよ。何のために?誰の利益を守って??

 

 

ポルノグラフィティ「暁」ツアー

コロナでライブを我慢していたファンがもう我慢できなくて、って感じなんでしょうね、このチケットの取れなさは。近所が全然取れなくて仕方なく遠征を頑張りました。体力と財力の衰えをひしひしと感じるツアーでした……。

ライブの内容は別の記事として書こうと思っているけど(まだ全然書いてない…。頑張れ私!!!)ライブのセトリとか演出とか改めて考えらせられて、過去のアルバムツアーにも思いを馳せたりもしたツアーでした。何人かのポル友さんとも色々語り合ったり。それはそれで発見があって楽しかったです。やっぱりポルノグラフィティ好きなんだよな、私は。

これを経て次のライブはどんな風になるんだろうと思うと楽しみ。次回のアナウンスがなかったので(泣!)首を長くして待ってます。

 

 

 

 

 

 

「続・ポルノグラフィティ」LINE CUBE SHIBUYA 2021.09.25

私はなんとなくクジ運が良くない。

なんとなくというのは、人生すべてにおいて何をやっても上手くいかない、すべてが裏目に出る。と、言うほど悪いわけでもなく、でもまぁくじ引きにおいて何かの3分の2が可の部分で3分の1が不可だったりする場合において、なんとなく3分の1を引きがちだなぁ~という程度のものである。

そんな程度のものでも積み重なればちょっとへこむ。宝くじは低額でも当たったことがないし、ライブ行くようになってから「当選」の文字を見ることはほとんどの人が当たるような低倍率の時のみ、になっている。は?「席運」って? そんなのあるわけないでしょーが!

 

…なんでこんなことをダラダラと書いているかって?それはこんな私がポルノファンクラブ、love up!限定の公演に当たったからなんですよ!!!

わーい!初めて当たったああぁ!!

結構周りのみんな、ファンクラブ募集のなんちゃらかんちゃらによく当たっているじゃないですかー。プレライブはもちろん、最近はさすがに無くなったけどテレビの番組観覧とか、ラジオの限定ライブとかさぁ…!どーせ、おばちゃんだからね、当たりませんよ。ふん、いいんだもん!とその度に顔ではへらっと笑っても心の中ではやさぐれて唇を噛み締めていましたのです。いい歳して悲しい、、、。

もちろん今回のツアー、コロナ禍はまだ過ぎ去っておらず、ライブが禁止となっている職種の人もいるだろうし家族のためや自分の健康のために泣く泣く諦めた人も多いと思う。遠征をしたくとも自制している人もいっぱいいる。だから多分その人たちの分が私に回ってきたんだろうな、とは容易に想像出来ることで。

まあそれでも嬉しかったことには変わりない。もしかしたらもう二度とないこの機会を堪能しようじゃないの。そんなわけで、来たる日を無事に迎えるため、自分にできる感染対策を精一杯して(マスクはN95だのKF94だのを取り寄せ、ソーシャルディスタンスを常に意識しなるべく誰ともしゃべらず、手を洗い消毒し、体調は万全になるよう7時間睡眠を心掛け、もし当日体調悪かったら当たり前だけど涙を飲んで諦めようと)あとはただひたすら楽しもうと心に決めたのでした。

 

ところで続ぽツアーは始まったばかりでまだ全然続くので、すべてがネタバレです。

言うまでもないけどネタバレ回避のため参加してから見てね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:vermillionorange:20211003212616j:plain

9月25日。曇り、私の住む街午前中ちょっと小雨。暑いような涼しいような。

開場は17時なので会場受け取りのグッズは16:00~16:30に設定。

そして、この日は渋谷タワレコで去年の12月4日に行われたCyber ロマンスポルノ~REUNION~のパネル展示があるとのことで、とりあえず写真は撮ろう!と少し早めに行くことに。最初の予定ではなるべく現地にいる時間を短くするためギリギリに会場に入って、観たらすぐ帰ろうとの予定だったのに、、、うーん、ま、いっか!

思えば忘れもしない1年以上前の2020年2月26日…はスガさんのかけすぎジャンボリーのLINE CUBE渋谷。確か初めてイベントに対して中止や延期や規模縮小の要請が出た日ですよ。あの日はまだ緊急非常事態宣言出てなかったのに、宣言出ている今日の方がめっちゃ人多いッ~~~!!! 本ッ気で7月から9月まで仕事や家の用事以外引きこもりの生活だったから、世の中にはこんなに人がいっぱいいるんだなーという上京当時みたいな素朴な感想を抱いてしまった。いや、ちょっと怖かったです(実際この時は新規感染者は減りつつあったけれどもさ)

 

タワレコのポルノ、「テーマソング」のコーナー

f:id:vermillionorange:20211004160111j:plain

REUNION」のパネル展示

f:id:vermillionorange:20211004160222j:plain

上手く照明の反射を入れずに撮ることができなかったのです…。

おまけにパネル展示は行列ができていまして、試行錯誤する時間もなかったのよ~。まあ見られただけで御の字です。

 

それから会場に向かい、グッズ受け取って少し待って入場列ができたので私も列に並んで待機。

入場ではまず検温。そして身分証明書の確認。チケットと身分証の名前を照合。それから電子チケットを自分で切らされる(切るって言うか、2本指置いてスライドで「入場済み」の文字が出る)それから手指の消毒して自分の席へ。

 

この日は2階2列。

私にしてはとっても見やすい席。チケットの神様ありがとう。1階10列以内が良かったなんて言わない。

コンタクトレンズ入れてきたけれど思ったほど見えない…か?コロナ禍で家で漫画ばっか読んでYoutubeばっか観てたせいで近視乱視が進んでるのか。それなのに双眼鏡を忘れてるし。

 

ステージの背景は真っ黒、の中、真ん中に青色の小さいライトでふちどりされた今回のツアーのロゴが配置されている。PとGの間に銃を持った宇宙飛行士のアレです。縁取られた中の真っ黒のところ、散りばめられた星が光っている(うう、説明ができない)

置かれた楽器の並びは「REUNION」と同じ感じ。

会場BGMは…なんだろう?なんか60年代~70年代ぽい?ボーカルの入った音楽。ロックというよりポップスかなあ? ライブ始まる前のえずきたくなるような緊張を堪えて聴いているうちに知っている音楽に遭遇した。エルビス・コステロの「SHE」だ!……ただ家に帰って色々反芻しているうちに「SHE」はカヴァーだったということを思い出した。カヴァー元はシャルル・アズナブールである。あの流れていたのがコステロなのか、アズナブールなのかYoutubeで聴いてみたけど全然分からん。だってどっちにも詳しくないんだもん。たぶんまた聴いても分かんないよ。

ただ、後で調べて面白かったのはシャルル・アズナブールのリリースが1974年で、エルビス・コステロのリリースが1999年なんだよ。これ、なんかの符合なんですかね…(すぐ結びつけるオタク)

 

 

開演。

書いてる今もう開演時のこと忘れてる。

だってライブは久しぶりで、緊張のあまり30分前からお腹がチクチクし出して始まったときに本気で痛かったんだもん。

でもサポメンが入ってきて、ポルノの2人が入ってきたらお久しぶりのライブモードにチェンジ、ちょっと身体がシャキーンとした。

 

今回のサポートメンバー

 tasuku    (Gt)

 皆川真人(Key)

 玉田豊夢(Dr)

 山口寛雄(Ba)

 

 

 

M01 IT'S A NEW ERA

どっかでネタバレがあって、この曲で始まるみたいな噂があった。

旅に出よう〜と歌うこの曲ならトップバッターも似合うね。ほら、PANORAMA×42の時の始まりも「メリーゴーラウンド」だったから。あれも旅に出よう系だった。ライブツアーの旅に一緒に出ようみたいな趣向は好きだ。

新曲「テーマソング」のカップリングのこの曲を初めて聴いたとき、クラップと波に揺れるようなフレーズとテンポがビヨンセの「Halo」を思い出させた(曲が似てるというわけでないよ。私の好きなRyan Tedderがビヨンセのために作ったHaloは、めっちゃ美しいメロディーとアガペー溢れ出る歌詞で素晴らしいのだ。みんな聴くといいよ)

NEW ERAもきれいなメロディーが連なる。歌詞は一見おとぎ話のヒロインが愛する人と新天地を目指すような夢見心地の言葉の羅列に、ちらちら何かを皮肉る言葉が隠れているよね。顔のない王って責任を取らない王かしらん…うーん?どっかの国の政治家みたいな…。

 

サポートメンバーは前回「REUNION」と同じミュージシャンで、もちろん私は「REUNION」には行けず聴いたのはパソコンにヘッドホンを繋いでのみだ(映画館でのディレイビューイングには行ってるが)だから生で聴くのはこの時が初めてなのだ。玉田さんも山口さんもPCで聴くよりずっとずっと迫力満点!・・・なのだがどうやら会場のスピーカーから流れる音声のバランスがイマイチだったような気がする。だって歌よりギターよりドラムとベースが(かなり)音おっきいんだもん。うぅぅ一曲目にありがちなやつ…。ラインで直接楽器から引っ張ったクリアな音を送ってくれてそれをPCで聴くのと違って、ホールだとスピーカーで出せば建物への反響等あるもんね。それも観客が入ると反響がまた変わるし。こういうところが生の現場だったよなって感じひしひし。

晴一ギターはフライングV

※ただ今回アコースティックなコーナーを除いて全体的に音量が(必要以上に)大き過ぎ、潰れた音になっていたところ多数。すごく残念だった。これも初日あるある。

 

 

 

M02 幸せについて本気出して考えてみた

2曲目にして盛り上がる系。

声出せない分、拳突き上げることで客席と演奏者があっという間に意思疎通できるような曲、としたのかも知れない。そういう小難しいことはいっか。おなじみの曲がきたことで一気に雰囲気が今までのポルノライブに戻りだす。だからさ、ずっとライブに行けなくてやっと来ることできて感極まって涙……してる暇なんてないんだってば!!!

 

 

 

M03 ドリーマー

ひーーーー、、、。2009年の東京ドームの時はまだファンじゃなかった私にとって「ドリーマー」は聴いたことないけどずっと聴いてみたい曲だった。「SWITCH」のライブDVDで一部分を観たことがあるだけなんだよ。あのカズーを放り投げる部分!だけ!のやつ!てかなんでSWITCHのDVDはあんなにライブ部分をツギハギしてんのそれがおしゃれだと思ってんのライブ部分とインタビュー部分は別々にしなよテレビのドキュメンタリー真似してんのかライブの映像は何の特殊効果もいらないからスタッフが使うためのモニターの映像でいいからーーーー。

ドリーマーは間奏部分がビートルズのレディ・マドンナに似てるよなあ…ってずっと思ってたら、いつだったか本間さんがテレビで、レディマドンナで使ったカズーを入れた曲を作りたいと思っていてドリーマーを作ったと言ってた。間奏が似ているのはオマージュとのこと。

今回は残念ながらカズーは使ってはいなかった。

でも楽しい曲だよね。例によって記憶が飛んでいるので楽しかったという記憶のみ。始まる前に「今日はいい夢を見て帰りましょう」とかなんとか言ってたような。

 

 

 

M04 ANGRY BIRD

うーーー、攻めるね。台湾ワンマン以来のANGRY BIRDです。

ツアーが始まる前にカフェイレで2人が「コアファンの(ための?)コアに寄ったセトリ」なることを言っていたので少しはアルバム、カップリング曲が多めなのかな~と控えめに期待していたけど今のところまあまじゃないですかね?(偉そう)だけどね、たぶんホンマモンのコアファンって「UNFADED」くらいじゃ鼻で笑っちゃうんだよ、はるちゃん。インディーズの時の曲くらい平気でリクエストするやつだよ!たぶん。私はコアファンというよりただ好きなだけ。コアなんておこがましいっす。

しかし、、、なんでやねん、これも記憶がないわ。

ライブ行かなくなってライブを記憶する能力が衰えてしまったとしか思えない(´;ω;`)ウゥゥ

 

 

 

M05 Love,too Death,too

すごいド派手なミラーボール!

が、天井じゃなくてステージ上に設置してある。ステージの奥の右と左に1つづつ、手前の右と左に1つづつ。それがサビになったらグルグル強い白い光を出しながら廻る。小さな会場だから箱全体があっという間にダンスホール?ぽくなってた。ミラーボールなら痛い立ち位置では!?と思わなくもないけど。

クラップが楽しかったなぁ。何だかラブデスが楽しい曲!というイメージがないのだけど、この日のラブデスは楽しかった。声それも笑い声さえ出せない会場で、それもマスクをずーっとつけたままで表情も分からない状況で、観客が楽しんでますよ!って伝えるのにクラップって良いんだなぁとただひたすら楽しんでいた。気のせいかメンバー2人も楽しそうにしていた。なんかね、いつもは昭仁くんにみんなで1つになって〜なんて言われても別に1つになる必要あるんかいとシニカルに思うことも多々あったんだけどね。本当にごめんやで。

最後の最後、昭仁くんのロングトーーーン!!これも聴くの久しぶりだ。 

 

 

 

MC

「わしらが~~~ポルノグラフィティじゃッ!!」

昭仁「この状況じゃけ、不安もあったけど、うんうん、いい感じです!」

みんな、グッズのボイスストラップを取り出す。何か反応しようと音を出すけれどほとんど聞き取れないような小さい音しか出ない(笑)うーん、初っ端だもんね。たぶん使い方分かっている人の方が少ないよね。と思いながら…私は誤爆が怖かったんで買ってないです…すまぬ。

昭仁「曲やってるとき以外はそれで表現してよ。MCしょうもな~ってときそれでフォローして〜」

会場の持っている人はみんな必死で鳴らすけど、元々音が小さいんかな?ステージにほとんど届いてないっぽい。「今日の反省会は決まりじゃな。ボイスストラップが売れてない件について(笑)」と晴一に言われてしまった(笑)

晴一「色々大変な世の中になったけど、大変なときの方が記憶に残ったりするじゃん。これが皆さんのいい思い出になるようなスペシャルなライブになるといいなと思います」

昭仁「新しいメンバーを紹介します。ドラム・玉田豊夢、ベース・山口寛雄!」

ここ、「新しい」って言ったかそれとも「REUNIONに引き続き」って言ったか。…覚えてない。

昭仁「わしら、もう23年目に入ったんだよね。でもまだまだ歩みを止めずに行くつもりです。この曲を聴いてもらおうと思います。ウォーカー」

 

 

 

M06 ウォーカー

これも!私にとって初聴きです。

この曲はアルバム「ポルノグラフィティ」に入っていて、「ポルノグラフィティ」って割かし評判が良くなかったりするけど私は結構好きだったりするんです。このときのバンドサウンドが整っていてきれいなんですよね。ただ、このときの昭仁の歌い方というか声の出し方があんまり好みじゃなくて、こういうこと言うとなんですがもう一度今の声で聴いてみたいなあなんて常日頃思っていたんですよね。    

ところが、うわわわわ初聴きだ~~~!!!の興奮が頭を覆ってしまってあんまり歌や演奏を覚えてない(…覚えてないのはこれだけじゃない…けど…)たぶん今、私が幸せな溜息をついているので満足しているんだと思う。今度行ったらもっとよく聴いとこう!それまでセトリ変わらないで。

この曲はAgainのような初期から続く、ポルノをやっていくにあたっての葛藤を歌ったっもの、だとどこかに書いてあった気がする。初期の頃の葛藤と同じものが今の彼らにあるのかは分からない。それでもいなたくなってしまった苦しさの履歴は消えないのかも知れないし、また新しい葛藤を抱えているのかも知れない。これはそんな、葛藤は抱えたままでも歩みを止めずに行くっていう所信表明みたいなものかな(と勝手に思い込んで熱くなるオタク)

昭仁はベフニックのギター、晴一はベージュ色?クリーム色?のTelecaster 1962。ギターソロはちょっと変えていた…ような気がする。

 

 

 

M07 君の愛読書がケルアックだった件 

この曲を聴いていて、そういえば今までバックスクリーン何も出てないなと気づいた。今回すっごく演出がシンプル。一曲目はロゴが光っていたような気がするのだけど。

ケルアックと言えばBUTTERFLY EFFECTツアーのときのはっさくメガネ主演の映画じゃないですか。病院の医師が晴一でヒロインの父親が昭仁という…。あの昭仁のあまりの大根っぷりに私はあのDVDを封印してますです。だって笑っちゃうんだもん。

でもBFツアーは本当に演出が凝っていたんだなあと改めて思った。

だからって今回は何にもないじゃんとか文句つけたいわけじゃない。私は基本シンプルなほうが好きだし。

コロナが流行って今まで簡単に出来てたことも簡単じゃなくなって。たくさんの人の手が入るであろうライブで、スタッフとの打ち合わせなども容易ではないのかなあと思ったり。ましてや感染状況によっては突然中止になったり延期になったりがないわけでもない。いろんなパターンを推測して、スケジュールはキチキチと組み立てられずに余裕をもたせなきゃいけないのかもしれない。だから今回は凝った映像演出よりも演奏を優先にしてるのか、あるいは何より歌と演奏を届けたいと思ったのかも知れない。まあ、これからどんどん変わっていくかもだしね。

前のケルアックと同じように晴一のコーラスが良く聴こえた。コーラスは出来たらいつも晴一やサポメンのがいいなあ。

 

 

 

M08 サウダージ(続・ポルノグラフィティエディション)

2021年のポルノさんのことで嬉しかったこと。

こうやってライブやってくれたこと…もあるけれど(どっちかというとアルバムを期待していた)何よりTHE FIRST TAKEに出てくれたこと。

THE FIRST TAKEというのはYoutubeの番組で、一本のマイクの前で一発撮りでパフォーマンスをする映像を配信するというもの。今までもLiSAさんやDISH//北村匠海さんが出ていて、再生回数は億を超えネットの垣根を越えて話題になっていたのだ。出演しているのはどちらかというと若い売り出し中のミュージシャンが多いイメージだが、鈴木雅之さんとか郷ひろみさんとかベテランも出ている。そこに出てくれた!

いつも思うんだけど、ファンのことを大切に思ってくれるのは嬉しい。でも、私はどっちかと言うとファンに向かって活動するより、ファンを含めてなおずっと遠い場所広い場所に向かって活動して欲しいのだ。ファンが想像した通りのポルノなんて見たくないんだよ。もっと斜め上をドヤ顔で行くポルノが見たいんですよ。

ポルノグラフィティは1回目にサウダージを歌い、2週間後にテーマソングを歌った。

サウダージはリリースしてから大勢の人に何回も聴かれ、ライブでも何回も歌い演奏された楽曲だ。ファンになって浅い私でさえ、ライブでもテレビでもあまりにも何回も演奏されるので、えーもうサウダージはいいよ~~~となったことがある。好きなんだけど。

でも、この日のサウダージは一味も二味も違ったのだ。

全人類聴くがいいよ!

www.youtube.com

昭仁くんはソロ活動の2年間の間、DISPATCHERS というYoutube番組をやっていて、そのとき歌ってる姿見ててもでもなんだかどんどん上手くなってない!???という感想を抱いていたのですが、やっぱりめっちゃ上手くなっている~~~!!!!!

強い声なのに透明感。クリアなのにハスキーで色っぽい。

この動画は結構話題になっていて、表現力・説得力が凄いと評価する人がいっぱいいる。私も思った。やっぱプロは凄い。

 

で、ライブの感想メモを見たら

アキヒト「背中の汗を拭こうと思って手を上げたら肩(腕だったかも)がいとーて」おっさんクサいことを言う、と書いてあったよ。

晴一「それにしてもこんな状況になって。まるで小説とかSF映画みたいな世界になってしまったよね。わしらは試されているんじゃなーと思うよ。果たしてフィジカルで離されて心だけで繋がれるのかってことを」会場を見回して「これだけみんなが集まってくれると繋がっているようで勝った気がします」にやり。

昭仁「こんな世の中になって、どんな風にミュージシャンが伝えていけるかってことがすごく重要になってきた。音楽やライブをやる価値が今までになく高くなったと思う。(THE FIRST TAKEに出たときについて)Youtubeの登録者が500万人を超えるような大きなチャンネル。23年目にしてこんなに刺激的な場所に出ることになった。もちろんデビューしてからずっと真剣にライブをやってきたよ。でも、昔対バンやってた頃の『やってやろうじゃん!』みたいな気持ちに久しぶりになったね」

そう言うと昭仁はスタンドマイクをちょっとずらし、ステージぎりぎりに出てくる。

「最初だけマイクなしで歌いますね」

確かそんな風に告げてからアカペラで歌い出した。

「わーたーしーはーわーたーしーとーーー」

えーーーー、頭の中が大混乱!

今までライブの最後の生声での挨拶以外に生の声を聴いたことなんてあったかな!?!??

初期の頃のファンなら確か、ファンクラブイベントで一人一人声をかけられてピンバッチを渡されるような羨ましい過去があったと聞く。その時の会員ならいざ知らず、今はテレビでもラジオでもラバップの動画だってあの声はマイク通してスピーカーから出てきたものだよね。少なくとも私はオフで話したことなんてないからライブの終わりの生声意外に生の声なんて聴いたことない……。それも歌声……。これはとっても貴重なことなんでは?!?!???

……凄い。耳を澄まさず普通にしていても2階に余裕で大きく聴こえました。

THE FIRST TAKEのアカペラでやったところまで歌いきると、伴奏が入り昭仁はスタンドマイクのところに戻ってTHE FIRST TAKEバージョンが始まった。

晴一・ガットギター、tasukuさん・アコギ、皆川さん・アコーディオン、玉田さん・ドラム(ブラシ)、山口さん・ウッドベース

昭仁、どんだけ自信があるんだろうか。

 

 

 

M09 ミステーロ(続・ポルノグラフィティエディション)

記憶があやふやなんだけど最初に曲名言わなかった気がする。いや、言ったけど聞こえてなかっただけかな。ちょっとの間曲名を思い出せなくて、なんとなくレトロな雰囲気の曲だな。今回カヴァーがあるのか…いったい誰の曲?なんてフトドキなことを思った。ファンとは思えない発言(笑)ごめんなさい。だって原曲よりテンポが遅くスリリングさがない感じだったから。それとサビ始まりにしてなかったからかな。

ミステーロはいつも明菜ちゃんを連想する。晴一も中森明菜をイメージとか何かで言ってたし。今回のアレンジで明菜が気怠く歌ったらそれはそれで似合いそう。

晴一は座ってアコギを弾いていたんだけれど、私のところからは真っ黒なギターとしか見えなくて、あれ、こんなギター持ってたっけ??と不思議だった。別な会場で観た友人がYairiの12弦ギターだったよって教えてくれた。このギターは初期の頃から持ってるらしく会報にも出ているんだけど、最近でもぱのよんのシスター、THE WAYの横浜リリーでも使っているんだよね。でも、ツアー始まる前にベフニックの12弦使うって言ってたあれはどうしたんだろ??

 

 

 

M10 鉄槌

イントロ始まる前から楽器隊が鳴らしていた音が何か…鉄槌ぽい…んだけど……まさかな。ここでやるわけないやろと思っていたらほんまに鉄槌だったよーーー!

すみません、私、鉄槌も初聴きです。だって2012年のFCUW4からライブに行き始めたんで。2011年の12月にやった幕張のライブは行ってないんだ……( ノД`)ワーン

……この曲はめちゃめちゃ好きな曲です!

だからメモ見たら「やばい」しか書いてなかった。

記憶は飛んでいる。

ただ音がさ…!凄かった。迫力のある玉田さんのドラムと山口さんのベースがめっちゃ映えるやん。

今度行ったらもっと集中して聴こう。

あ、あといっこだけ思い出した。ギターソロが少し長めで晴一が弾いてる間昭仁が一旦ハケたよ。と言っても幕張のときのようにうーーんと長ーいアレンジがされてた訳ではなかった。

 

 

 

M11 Fade away

メモには「やばい」しか書いてなかった。2回目。

何この流れ。鉄槌→Fade awayってポルノファン殺しにかかってる?

なんて言うか、好きなものをどん!と目の前に出されたら何か考えているヒマなんてないよね。観るので、味わうので精いっぱいだよね。

記憶は飛んでいる、の、だけど、きっとその味わいの記憶は身体の中に残っている、たぶん。ただ表現するすべを持たないだけだ。そう!無意識のうちに絶対に自分の海馬にたたきこまれている!は!ず!(言い聞かせ)

これも特別にアレンジを施されてたわけではなくてだいたい音源に近い演奏。確か…。

しかし、なんとなくFade awayは二度と聴けないような気がしていた。演ってくれて良かった。ありがとう。滂沱。

 

 

 

M12 元素L

「暗い救いようのない曲が続いたので、ここで愛の歌をおくります」

と言って始まった元素L。1番は昭仁の歌声と昭仁のアコースティックギターだけで。ギターもほとんどコードを優しく鳴らすのみ。テンポを落としてゆっくり。2番から楽器が入って原曲の流れになる。昭仁はギターを置き、歌に専念し始める。

私はたぶんこれも初聴き。

そしてなぜだか知らないが、当日これがめちゃくちゃ沁みたのだ。

原曲はいい曲だと思うのだけど今まで特別好きと感じたことがなかったのにね。それなのに、なんでだろうなぁ。すごくいい。言っちゃうよ、好き。やっぱり暗い歌が続いたので温かい優しいものが欲しくなったのかな。暗い歌が私の何かを削り、でもそこを塞ぐようにふんわりと真綿にくるんでこの思い抱きかかえていって欲しい、みたいな感じで。

だからきっとセトリ考えた演奏者の意図にまんまと乗っかっちゃったんだろうな。

いいのだ。いくらでも乗っかる。

晴一くん、お久しぶりの赤いES-345でした。

 

 

 

M13    Winding Road

この曲はわりあい最近よく演奏されていて(といっても2018年のしまなみとドリフェス)聴く機会が多かったのだけど。

元素Lは愛の始まりの歌だったけど、こちらは愛の終わりの歌。歌詞を改めて見るとめちゃくちゃ未練がましいんだよね。「まだ君が好きだから」「すべてが嘘だともう一度微笑んで」「本当は離したくない」「忘れはしないだろう」「冷たい風には負けそう(冬になって寒くなったら別れるのムリ)」それなのにボタンをかけ違えた違和感には耐えられなくて、お互いにもうどうしようもないと別れを選ぶ歌なのだ。

元素LもWinding Roadも日々の中にある愛するがゆえの心の揺れを表していて、愛おしい。

どっちも秋、そして冬にかけての歌なんだね。そしてどっちもメロディーが優しい。

 

 

 

MC

うろ覚え

昭仁「この2年間で世の中の色合いがガラッと変わってしまった。僕たちは暗闇のトンネルをずっと手探りで歩いている。でもこの先には出口があって、出口の先にあるのはIT'S A NEW ERA!そこを目指して行こう。今日がその日だ。THE DAY!」

 

 

 

M14 THE DAY

横浜スタジアムでやったTHE WAYでは歌詞が新しく足され「THE WAYバージョン」になり、BUTTERFLY EFFECTツアーや神VS神では昭仁の声と晴一のギターの掛け合いがあったTHE DAYだったけれど原曲通りの演奏。もしかして久しぶり。

 

えーと、私は本当にMCが覚えていられなくて、メモっても言葉の断片をとらえるのがやっとで、あと聴力が落ちてからは会話の聞き取りが前よりしづらくなってしまった。それにポルノさんは二人とも嚙むしな。という言い訳をしておいて…、だからどこのMCだったか忘れたんだけど「ろくでもない世の中」という言葉があったんだよね。これは確かANNXでも言っていた言葉だけれど。

 

「世の中が変わらなくても生き抜く知恵を絞らなきゃいけない。どんな発想をすれば、世界が腐っていても関係なくハッピーな時間を過ごせるか、を考える大人でなければならない」というのは椎名林檎東京事変)が2021年に出したアルバムのインタビューで言っていた言葉で、彼女は2020年にコロナ禍でライブを強行してバッシングを受け、オリンピックではいろいろな出来事に翻弄されて降板を余儀なくされた。うーん、大人であるからきちんとした冷静な言葉にしてあるけれどガッデム!の気分だろうななんて思う。

「腐った世界」はコロナが流行った世界ではなくて、コロナが流行ったことによって今まで耳触りの良い言葉や映像等で隠されていた汚いもの、ずっと前々から先送りされたもの、差別、無知、たくさんの矛盾など諸々が炙り出された世界だ。

パンデミックが起きたとき、私は世界が、世の中が一丸となってみんなで知恵を出し合いウイルスと戦う世の中になるのかと思っていた。一部はそうであるけれど、みんながみんな一丸となってとは行かなかった。都合の悪いことは隠蔽され、それぞれの利益の主張ばかりが始まり、意見は分かれ、意見の違うもの同士の諍いが始まり分断が加速された。でも元々世界は腐っていたのかも知れない。ただ目を逸らされていただけだ。そして私たちも、本当はたくさんの問題があるって薄々気が付きながら気が付いてないふりをしていただけなんだろう。

星野源のラジオに米津玄師が出たときも、2人とも今年ラブソングを出しており、なぜ今ラブソングなのかとの問いに星野が「世の中がどんなにクソでも愛を生むことが出来るし、この世界のおかげでこの(素晴らしい)愛が生まれてるわけじゃない。自分たちが生んでる。そういう怒りがあってこの曲を作った」と言っていて、今、クソで腐ったろくでもない世界に生きているという認識は同じなんだなぁと思ったよね。

でもじゃあ、この世界を生き抜くために私たちは何をすればいいんだろうね?

THE  DAYの描く歌詞がテーマソングやIT'S A NEW ERAよりも実世界とリンクしていて、雨は実はずっと昔から降り続いていたし、今もなお降っているんだなと思ったよ。

 

 

 

 

M15 REUNION

この曲は2020年12月4日のライブのときに披露され、その当時リリースなどの予定はないと言っていた。が、今回のシングル「テーマソング」のカップリングになり、その当時披露された歌詞が変わったり無かったCメロが足されたりした。ブラッシュアップってやつですね。

披露された当時にフォロワーさんが何人か、サビの「REUNION NOW REUNION START REUNION WORLD〜」と繰り替えされる部分を仏教の念仏のようだと言っていて、あーなるほどなと思ったんだよね。平歌の歌詞に「マントラ」(サンスクリット語で文字や言葉の意味→真実)や「円」(仏教用語で円教→完全な教え→真実)や環(輪廻転生を連想させる)が出て来るので仏教をイメージしたものなんだなとは私も思っていた。新藤さん、ヨガをやっているって言ってたしね。そっか念仏か〜(そうしたら最近のインタビューで晴一が曲を聴いたときに念仏のようだと思ったらしく、そういう歌詞になったと言っていた!)

   ※うーん、最初に発表された歌詞を載せたいけど…これはYoutubeにも動画が出されているからNGになっちゃうんですかね…?💦

 

とにかくライブ「REUNION」で演奏された当初の歌詞では、平歌は全部命令形で書かれ、サビのREUNION~が繰り返されるところは全部英詞だった。なるほどこれは歌詞であっても歌詞ではない。サビの繰り返しが念仏ならば、平歌の命令形は神のお告げのようだ。ということは、この曲はまるでシャーマン(巫師)の御託宣みたいじゃないか!では、さしずめ昭仁はシャーマンなのか…?!?!……などと一人で思い込んでゾクゾクしました。だってそう思えばどんどんそう思えてくるんだもん???

ま、めでたくリリースされたときにはこの生々しさが消え、どこか少し俯瞰で見ている物語のように変わってしまったんだけど。もちろんこっちもクソかっこいいんだけど。Cメロめっちゃいいじゃん。…なんだよこれのライブ映えったら…!!

ただ、12月に披露されたときは本当に先が見えなかった。その頃からずっと、離れて暮らす家族にすら会えなかった。どうしてもお互いに感染していたら…そして感染させたら…が怖かったから。そんな、これからどうなるのか分からない世の中で、新しい歌を歌ってくれたことが涙が出るほど嬉しかった。だからREUNIONは夜明けを呼ぶための呪文でもあったよね。本当はね、ブラッシュアップされてなくてもいい、そのときリリースして欲しかったんだ。

……などと愚痴を言ってみたりして。

2020年の配信ライブは楽しかったけどやっぱり実際に行けなかったのが悲しくて、何だか「再会」って気はしなかった。曲のREUNIONはちょっと変わってしまったけどライブでこれを聴いて、あっ、私やっとREUNION(再会)できたじゃん!て思うことができた。嬉しかった。みんなもそうかな?

 

 

 

M16 メリッサ

演奏が始まる前のリズムを刻む音で次の曲が分かったけれど、今までのライブでやっていた盛り上がるための楽曲にちょっとピンと来なかったよ。だって何だかもうREUNIONで盛り上がりっぱなしだったから。あれ、コロナ前の普通のライブの流れになっているじゃん、って感じ。急にコアファンから一般ファンを意識したセトリ?みたいでなんか苦笑。いやいや、メリッサはすごく好きなんだけど。

ここからだったかな、スクリーンのロゴの縁が光り出したの。黄色だった。※いや、違った、REUNIONからロゴのあたりが光ってた。

 

 

 

M17 ハネウマライダー

タオル廻し小さくOKとのお言葉が晴一くんから。てか会場の前にこんな注意書きがあったけど…。

f:id:vermillionorange:20211016154139j:plain

これはもう、一曲ネタバレですね…。

始まる前に昭仁が「この何年かの間に溜まったものをこの回転に全部込めて行け!」とか言ってた。回転に全部込めていけって何なんだ(笑)小さく回したよ。マスクの下で声を出さずに笑いながら。

 

 

 

M18    テーマソング

あの玉田さんの特徴的なドラムからスタート。おお、今生で聴いてるんだな私、と感激。

晴一は黒テレ。この日はこの曲だけが黒テレだった。

 

この曲を初めて聴いたとき、お、ポルノでもこういう曲作れるんだと直感的に思った。こういうとなんか上から目線で偉そうに聞こえますけど…。すみません。私は音楽的に解説できる知識皆無なので本当に感覚でしか言えないけど、なんとなく今までのポルノさんが出す曲より今風だな~って思ったんですよ。うーん、本間さんが作ってた頃の正統派なJpop(Aメロ、Bメロ、サビ、Cメロ、ギターソロ、大サビみたいな作り)からもうちょっと自由になった感じというか。REUNIONの最初のやつなんかも、洋楽でよくあるヴァース、コーラス編成だし。DISPATCHERS によると、昭仁は今流行っている若いミュージシャンの音楽をよく聴いているそうなのでそういう影響なのかも?

 

だけど歌詞は、若い、社会人になって2、3年目くらいの女性が仕事やプライベートでちょっと自信をなくして~だけど未来に向かって頑張ろう!(特別そうは具体的に書いてはないんだけど、、私にはどうしてもそうとしか読み取れないんです、、、ごめんなさい)みたいな歌詞なので…ちょっとおばちゃんにはピンと来ない…。応援歌、前を向いて元気になれる歌ってその気持ちはすっごく分かるんだけどさ。まあ、でも今その立場にいる人にはまさにこれ、きっと励まされる人もいっぱいいると思うのでこれはこれでいい曲だと思います。

 

うーん、でもね、今出してくれる歌詞なら、まだIT'S A NEW ERAの方が分かる感じがする。

でも、NEW ERAもさ、もう海の向こうにあるのはユートピアなんかじゃないって分かってしまったじゃないですか、このご時世。自分がいる場所がたとえディストピアだとしても、そこを抜け出し目指した先で願ったものが用意され、すべてがうまくいくなんてありっこないかなあ、と思うわけ。

自分に向かって降りそそぐのが雨じゃなくて鉛の弾丸なら一目散に逃げるべきだけど、そうじゃないならするべきことは、工夫をこらして今いる場所を快適に生きれる場所に作り上げることと思う。それも、いつかの昔に他人が作って自分に沁み付いた古い価値観をひっくり返して、新しい価値観にアップデートしてから世界を構築しなければ新しい世界が来ない気がする。

そういう世界観の歌詞を聴いてみたかった。

……と書くとえらく文句垂れてるように聞こえるかもですが、、、(汗)

あくまで個人の感想なんで。ま、ちょっとしっくりこないなんてよくあることさ!次に期待。

 

でも、ライブは良かったです!!!

サビは最初ワイパーとクラップが半々だったけど、最後のサビではだいたいクラップになってた。私はクラップの方がステージに聞こえるかな…なんて思ってやってたよ。どっちでもいいけどね、好きなように。晴一がとってもニコニコしてた…気がする。

 

 

 

EN

アンコールの拍手は一体どうしたらいいのか一瞬迷った。迷って分かんなかったので普通の拍手してしまった。誰かがボイスストラップでポルノ!ポルノ!出すかなとも思ったけども…何しろしょっぱなだし。しばらく会場でアンコールの(普通の)拍手が続く。が、ある瞬間から、チャチャチャ!チャチャチャ!の拍手に変わった。びっくり!!!誰がリードしてくれたのか。すげー!きれいな揃い方!!!鳥肌ものよ。私はアホみたいに(あっ、そうか、最初からこういう風に拍手すれば良かったんじゃん…)と感心してました。

そうしてるうちにサポメン、晴一、昭仁がステージに登場。

サポメンズはグレーのロゴTで統一。晴一はカーキのロゴT。昭仁は青のポルノT。

昭仁が嬉しそうに観客に話しかける「すごい!拍手が揃ったんじゃ!?」

この辺りのMCがちょっとあんまり覚えてないんだけど、昭仁「ミュージシャンとして出来ることが皆さんに曲を届けること。ここで新曲を聴いてもらいたいと思います」みたいなことを言ってたと思う。

 

 

 

EN01 メビウス

晴一は赤のES-345。

Aメロ、Bメロはギターと昭仁の歌声だけ。静かな、でもメロディーはちょっと可愛らしさもあるような。ちょうどオルゴールが鳴ってるような可憐さ。でもその後に他の楽器が入ってきてハードな感じに。

昭仁が一生懸命に歌うんだけど、一生懸命に歌うほど音が潰れて歌詞が聞き取れない。。。最後だけ「壊れてしまった。好きだったんだけど」を聞き取れた。

後から、他の渋谷参加組が言ってたのを聞いたら、みんなやっぱり聴き取りに苦労してたらしく?部分部分だけ。「両手で私の首を締めあげ~」とか「萎んだ肺のままで」とか不穏な感じだったらしい…? これはどういう歌詞……???

歌い終わった後、「この曲はタイアップとかリリースとか一切決まっているわけじゃないです。ただ、僕らが今表現したいことを純粋な気持ちでお届けしました」とのこと。

歌詞が出ていないからよく分からないけど、どうもメッセージ性の強い曲ではないみたい。また曲もREUNIONやZombiesみたいにサッと聴いてパッと高揚するような感じでもなく、しっとりとした染み入るようなバラードとも違う感じ。まだちゃんと聴き取れてないから正直受け止めきれないけど、彼らが今表現したいものを届けようとしてくれるのは嬉しい。気軽にどんどん作って!そして届けて欲しいな!

 

 

 

メンバー紹介・MC

ドラム  玉田豊夢

ベース  山口寛雄

キーボード  皆川真人

ギター  tasuku

の順で。

「残った2人がポルノグラフィティですが〜」とここでボイスストラップで「ハルイチー!」と呼ばせるつもりが…。チャカチャカチャカチャカ………としか聞こえない……。

晴一(苦笑)「うん、聞こえてる、聞こえてる!電車の中の(ヘッドホンする仕草)音漏れくらいに聞こえてる!」

この後晴一のMCタイムだったけれどちょっとメモ取れず、「~~変わらんために変わっていくことがあるけえね…。う、うーん、なんだか良いこと言おうとしすぎて出口が見えんし!(苦笑)まあ、またみんなとは会えると思うし、その日を楽しみにしたいと思います」

晴一「ボーカルは~」会場「チャカチャカチャカチャカ……」

昭仁「・・・ありがとう~!」(がっかりのポーズ)

昭仁「今日はラバップ限定のライブということでここにいるのは全員会員の皆さんです!」

晴一「そうじゃ!そうじゃった。みんな来てくれてありがとう!」

昭仁「初日が限定ライブで良かった。今日のこれ(盛り上がり)があれば、わしたちも自信もって行ける!」

昭仁「この2年の間にお互いソロ活動をしてまして。ポルノが母屋だとしたら離れの活動をしてたんだけど、離れでもそれなりに充実した活動をしたな〜と思っとんじゃったけど。でも今回母屋に帰ってきて改めて母屋は凄いんじゃ、ということに気が付いて。よく見たらここにこんなにええ柱立ってるんじゃ。ここにはええ壁紙つこうてる。こういうのはみんなが作り上げてくれたもので、大事に使っていかなきゃいかん。そんなことを改めて思ったんじゃ」

昭仁「これからツアーに出るけれど、僕らの楽しく音楽やってる姿を見て、それが少しでもみんなの力になればいいなと思います。よろしくお願いします!」

晴一「今日は本当に楽しかった!」

昭仁「愛が圧になって、ペース配分がきかんようになって、リミッター外れてしまいました」「こんな時だからこそアホになれー!ラスト一曲、ジ・レンマ!」

 

 

 

EN02 ジレンマ

最後なので、声は出せなかったけど飛んだり跳ねたり。手を振り回して!!!

ジレンマって不思議な曲だ。アンフェや神神のときのようにクッソかっこいい曲にもなれるし、こんなラスト一曲にスカッと終われるような絶妙な短さで、歌詞にも意味があるようなないような(いや、あるけど!)で、ちょっとしたアイコンにもなれる曲なんだよね。本当は曲の位置を決めて欲しくない私だけど、きっとジレンマの代わりってなかなか無いだろうな・・・と思ってる。だって他の曲だと意味がありすぎて重いんだよね。頭を空っぽにしてリズム、音だけを楽しむことが出来ない。

 

 

 

曲が終わった後、全員前に出てきてソーシャルディスタンスを保ったまま挨拶。

サポメンズがハケるとき、晴一はグーでタッチ。昭仁はヒジでタッチ。

生声の前に晴一が唐突に歌い出す「私は~私と~」なになに!?なんで!?!???サウダージを???にやにや笑う晴一くん。なにがあったのかよく分かんなかったです…。

晴一「ツアーに行ってきます!今日はありがとう!」

昭仁「皆さんのおかげで今日は最高の一日でした。皆さんはどうでしたか?また会いましょう。ありがとう!」

 

ところで終わった後に、ライブを観に来てたらしいアミューズ社長の中西さんがこんなツイートを。

そういえばこんなこと言ってたかも~~。どこで言ってたのか全然覚えてないけど。本当にポンコツな記憶力で嫌になっちゃうな~~。

 

 

今回やっぱりこのご時世を鑑みて、悩みながらエントリーしたチケットが当たって。それでも本当に行っていいのかなという葛藤はずっとあって。まぁ参加しちゃったわけだけど、マスク必須で声出せなくて〜のこれが本当に笑い話になる日は来るのかな。幸いこの文章を書いてる今現在(2021年10月)は感染者が劇的に少なくなって来てるんだけど、世界はそうでもないみたい。また悪夢のような日々が来ないとも限らない。てか来るだろうと考えるのが自然。

それでもまだ彼らの活動が続くなら、きっと私は悩みながらライブに行ったり取りやめることを考えたり、ぐるぐるとした思考を抱えながら生きてゆくよね。やっぱり好きだもんね。たぶん彼らもぐるぐるとした思考を抱えて悩みながら、それでも活動していくだろうなと思っているから。

 

さて、会場を出るときにこんな小冊子(?)を渡された。

f:id:vermillionorange:20211027134307j:image

中を開くとメッセージが!

f:id:vermillionorange:20211027135747j:plain

そして今日のセットリストとテーマソング3曲の歌詞と解説付き。
f:id:vermillionorange:20211027134415j:image

おお、今までになく素晴らしいサービス。良い記念になりました。素敵なライブをありがとう⸜(*ˊᵕˋ*)⸝‬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポルノグラフィティ「UNFADED」静岡エコパアリーナ 2018.12.15-16 後編

なんで今頃になって後編なんだ、UNFADEDの後に何回もライブ行ってんだろがって感じなんだけど。やっぱりちゃんと終わらせないとな~と反省したわけです。そしてあれから何回もライブ行ったけど、後から振り返って「私すごくUNFADEDが好きだった(今でも好き)」ということに気が付いたわけです。要するに書きたくなった、と。

 

「UNFADED」の感想の続き、「オー!リバル」からです。

 

 

☆バンドメンバー
マニピュレータ nangchang
ギター     tasuku
ベース     須長和広
キーボード   皆川真人
ドラム     野崎真助


☆セットリスト
12/15
01.オレ、天使
02.A NEW DAY
03.幸せについて本気出して考えてみた
MC
04.東京ランドスケープ
05.ジョバイロ
MC
06.ヴィンテージ
07.前夜
08.ライオン
09.ビタースイート
10.Zombies are standing out
MC
11.見つめている
12.夕陽と星空と僕
13.Didgedilli
14.カメレオン・レンズ
15.海月
16.フラワー
MC
17.オー!リバル
18.ジレンマ
19.パレット
20.サウダージ
21.ハネウマライダー
MC
22.∠RECEIVER
EN
01.Hard Days, Holy Night
MC
02.ライラ


12/16(変更部分)
06.ヴィンテージ→Swing
08.ライオン→ドンクレ

 

f:id:vermillionorange:20190506150234j:plain

袋井駅に貼ってあったポスター

 

M17 オー!リバル

 「まだまだ盛り上がっていくよー!」と叫んだ後での「オー!リバル」

もしかしたらちょっとご無沙汰だったかも?? あ、いやっ、そういえばバズリズムライブで聴いてたわ。でもワンマンライブでは久しぶりだったな。
火が噴き出す演出があって、正面のスクリーンには何も映らない。

初日は昭仁が下手のお立ち台に乗って歌っていた時に、彼のすぐそばで火が噴き出してびっくりしてすぐに下りるということがあったよ。歌いながら?間奏中だったか?に火が出てるところを指差してしきりに文句言ってったっけ。後ろ向いて須長さんに訴えてたな。次の日はお立ち台と火が出る場所が離れてた…ような。

 

このリバルの始まりのところ、いつからか昭仁が「君らの心に火をつけるのは晴一のギター!!」って言って新藤さんが「ここは表情が肝心なんよ」と福山雅治バリのイケメンの表情を大げさに作って、わざとゆっく〜り〜イントロのフレーズを弾くようになったよね。ゆっくーりと弾きすぎて崩れちゃう時もあったけど。どこかの公演でからかうように昭仁が晴一の周りをうろうろして顔を覗き込んで、耐えきれずに晴一が吹き出してしまったことがあったよ。

なんかさ、バタフェの時もそうだったけど、ツアーの回を増すごとに晴一のサービス精神が怒濤のごとく加速してってる笑 

 

 

M18 ジレンマ

ジレンマがこの位置に!ということはラストの曲はジレンマじゃない~~( ,,`・ω・´)ンンン?

じゃ、これはCupidみたいなCD通りのジレンマ?それともアレンジ…?と一瞬のうちに素早い思考が頭を駆け巡り…。アレンジされてましたね。ちょっとロックっぽい??でもなんか違和感が…。私の15日初日のメモには「なんか大人しいジレンマで拍子抜けした」と書いてあったのだ。その理由はね、次の日のMCで解る。

でもこの曲も回を増すごとにかっこよくなった曲だと思う。演奏者の変化というより私が慣れていっただけかもしれないけど。多分。

初日はこの曲のどっかで特効テープが飛んだ。金銀赤緑青。

 

 

M19 パレット

この曲もめっちゃ裏拍なんだよね。でもパレットってお久しぶりの曲だよね?そのせいかも知れないけど(その当時のファンが少ない…?)16日は2階で下のアリーナ観てて幸せについて~以上にカオスな腕の振りでしたわ。正直腕振りって苦手だからどうでもいいけどさ。

 

爽やかなのに乾いた歌詞のパレット。アレンジ次第で爽やかだけじゃないいろんなこと出来そうな。

 

 

M20 サウダージ

まずびっくりしたのが晴一の黒テレ。サウダージで黒テレって私は初めて見たかも。

前回のバタフェではラテンが一切入らなかったのに、今回は3曲も入れてることにも驚く。アンフェはちょっとセトリが初心者殺し(というほどではないけど)の傾向があるからサウダージは有名どころとして入れたんかなとも思う。或いは「強みのラテン」を強調してるって意味もあるんかな?とその時は考えたけど、終わってみたらそこまで拘ってたって感じでもなかったかな(笑)

16日はイントロのサビ終わりで晴一がスタッフに何か指示してた。昭仁はよくあるけど晴一の指示はあんまりないような(ギター弾いてるから)

 

 

M21 ハネウマライダー

「Hey!you」のところ、昭仁が何度も振り返って指さすというしまなみライビュでおなじみのことやってたね。

後々はハネウマで特効テープが飛ぶようになったのでした。いつからだったかは覚えてない。 

 

 

MC

昭仁「この世の中は色褪せていくものがほとんどで。でも、今日過ごした時間はきっと色褪せない。これからも色褪せない記憶を皆さんと一緒に作っていきたいと思います」

 

 

M22 ∠RECIEVER

5面のスクリーンにモノトーンの映像。真ん中のスクリーンにとても若い裸の女性の後ろ姿。海や空の風景、ニュース画面に出てくる政治家の姿、戦争の、戦闘機の映像。

歌詞が出て、曲の半ばあたりにスクリーンに一人、女性と男性の後ろ姿。多分人種がみんな違う。曲の最後、最初から出ていた真ん中の女性が下ろしていた手を持ち上げ手のひらを開いて見せる。そこには「UNFADED」の文字が。

本編ラストのこれはその時2人が訴えたかったものなんだろう。もしかしたらしまなみから続く想いかも。でもやっぱり生々しくてしまなみでは出来なかったね、と友人と話した。

 

地球上に生きている人間である以上、生きていく辛さは数々あれど避けようもない天災はひどく辛い。避けられるはずだった人災はもっと悔しい。それでもなお甘受して(せざるを得ない)生きていかなければならないのが人間で。

 

RECIEVERと名前の付いたこの曲を聴くたびに思い出すセリフがあって。

「星の時計のLiddel/内田善美」という漫画の中のセリフ。

www.liddellwatchstar.com

 

 「人は美しいものに心動かされる。でもそれは心動かされた人の中に美しさが内在しているからこそ美は美となり得るわけで、自分の中に対応するそれの準備のない者には何の美しさも生じない」「高次のエネルギーを内包する精神は高次のエネルギーを知覚することができる」

ちょっと長くて長いので部分を抜き出していますけど。

これは要するに、発信者と受信者のピントが合っていないと、いくら発信者が内容のあるものを発信しても受信者には発信者の本当の意図が通じないということです。

受信者というものはただ受け止めるだけでなくそれを理解し得る知識、理解しようとする気持ち、或いは理解する為の想像力などもろもろのものが必要だということ。あまりに発信者と受信者のレベルが違うとより重要な発信情報が来ても、私たちはそれを大したことのないモノと侮って受け止め損なうかもしれない。ざっくりした例えだけど私のキャパが1から10までのレベルだとした時、相手が9から50レベルのものを送って来ても私が受け取れるのはたった2つだけなのです。発信者はもっと大きなものを発信しているのに!

そういうことなのです。

 

RECIEVERでありたいと願うなら、そのRECIEVERたる性能は磨いておかなければならない。その準備と覚悟はあるのか。そのことをいつも思うんですよね。

 

 

EN M01 Hard Days, Holy Night

恒例のハドホリ!

まあ、このアンフェでは前代未聞、カウントダウンの2019年1月1日までアンコールの曲としてやっちゃったんだけどね(笑)

15日の昭仁「すぐに帰ってきて!」「帰っちゃう!」

16日の昭仁「すぐに帰ってきて!」「うーん、どうしよう。帰っちゃおっかな~」

帰っちゃうならそこでもう終わりじゃん!

最後に「メリークリスマス!」晴一がギターで「もろびとこぞりて」を弾いて終わり。バタフェの時もそうだったね。

 

 

メンバー紹介・MC

16日のここのMCの時にジレンマの話になって…。

晴一「ジレンマなんて20年以上も前からやってるから」

昭仁「わしはまだ入っていなかった頃ね」

晴一「ジレンマは18歳の頃Tamaの家でリフを作ったからね。ま、今回tasukuがアレンジを変えたんじゃけど!」

昭仁「変えたねー」

晴一「Tamaの!伝統のリフを!」笑

おお!そうだったのだ。あのイントロの、特徴的なリフがなかったのだ!だから何かかっこいいのにあっさりしてて何か違う…みたいな違和感あったのだ。なんですぐ気が付かなかったん、私。アホじゃん。

 

昭仁のMC「20年やってこれた秘訣は?とよく聞かれる時があるんじゃけど、わしと新藤の絆とかそういうものもあるかも知れないけど、それよりもみんながポルノをずっと求めてくれるから続けられるんです。ライブやってくれーとか新しい曲作ってくれーとか、そうやってみんなが求めてくれるから続けられるんだと思います。これからも皆さんにとって僕たちが、色褪せない存在でありたいと思います」

 

 

M02 ライラ

ひー、まさかこの曲が来るとは。

CDで聴いた時、あまりにも語りの部分がクサすぎて、昭仁のセリフ回しが下手すぎて(ごめん)恥ずかしくて2回くらいしか聴けなかったやつ…。まあ、セリフ回しの上手さってのも別に昭仁に求めてはいないけれども。

 

15日、「夢があるとしたら~」の語りの部分「夢があるとしたら~さわやかのハンバーグを腹いっぱい食べたいとか~~静岡の鰻をこれまた腹いっぱいに食べるとか~~」

ひょっとしてここはご当地モノ!?

と思ったらそうなりましたね(笑)

曲の途中にはジレンマのようにサポメンのソロ回しが入る。

 

16日。

最初、晴一がジャーンとギターを鳴らしてすぐやめる。えっ、とびっくりした昭仁。
晴一「ライブが終わった後に反省会って言うか…、もっと良くなるようにってみんなで話し合いをするんじゃけど、この曲ってテーマが「笑顔」らしいのよ。だから昨日笑顔で演奏しようってことになったんだけど。だから今日はみんなで笑顔で演奏しよう!」
客席向いて晴一「ライラは笑顔と共にお送りします」
それから演奏始まる。
昭仁の語りの部分、最初からねっとりゆっくりわざとらしく伸ばし気味に歌うんだけどあまりにも時間がかかるので晴一が「長すぎるッ!」と声をかける。
「夢があるとしたら~」の替え歌。「夢があるとしたら~さわやかのハンバーグを腹いっぱいに食べたいとか~~~~~さわやかのハンバーグはオニオンソースじゃなくて塩コショウで食べるのがツウだとか~~~~~~そんなことを~~夢見たり~~夢見たり〜〜。んッ?夢かこれ!?」(はい、セルフツッコミ)

晴一は呆れたように笑ってたね。

サビのところ晴一もコーラス。

ソロ回し、須長さんロシア民謡弾く(コロブチカ?1週間?忘れた)

皆川さん残酷な天使のテーゼを弾く。

tasukuさんテツ&トモのなんでだろうを弾く。

晴一のソロは真剣な顔でオリジナル?を弾く(ここ、いつからかウルトラソウル!に変わっていったところですよ!)
晴一のソロが終わった後歌いださずに晴一にダメ出しをする昭仁。

「笑顔がないじゃないか!なんで普通の顔で弾いてるんだよ!」

晴一苦笑。
めちゃめちゃ緩かった。
ロシア語のコーラスのところ、観客に歌わせようとするんだけど…まあ、無理があるわ。ツアーが進んだら字幕が出るようになったけどさ、それでも無理があったよね。スパシーバは分かるけどもちょっと簡単な単語にして欲しかったわ。

そういうわけで私はライラを楽しく聴けるようになったよ。ライブで演奏するって大事。

 

 

 

 

今、当時のメモを見返してみると、大したレア曲揃ってないじゃん!(Swing除く)とか、ロックゾーンが続かない~曲順変えて~とか書いてあって笑った。確かにそういうところあるんだけどさ、全体的なイメージとしては楽しかった。

アリーナツアーということもあって、日程がタイトでなかったことも私的にのんびり反芻咀嚼が出来て良かったなぁと。最も演る側はあんまり時間を置くとライブの感覚が鈍ってしまうみたいなこと、前に晴一が言ってたっけ。

私は会社勤めじゃないので時間の調整がきくし、アンフェくらいの日程なら全通も出来たのだけど(もちろん経済的な話は抜きで)ダメなんだよね〜。スケジュール帳の予定がずっと埋まっているのって私は耐えられない。ナマケモノなんで。それと前回のバタフェでつい予定を詰めすぎて何回か2〜3公演を続けて行ったことがあった。そうすると移動するのとどうしても観光しちゃうのとで疲れて、肝心のライブがただの消化試合のようになってしまったことがあったんだよね。体力ある人からすればその程度で…!?なんだろうけど(;´д`)トホホ…

そりゃツアーもたくさん行けば例え同じセトリでも「うーん、うーん、今日は好みじゃない…」というのもあれば「うわお!これ!!キタ!」というのもある。行けば行くほど「これよ!これ」に出会える確率は高くなるけどさあ…。肝心の自分の性能が鈍っちゃどうしようもないもんな。

私はどうもガンガンライブ参戦して楽しんで〜ってタイプじゃないみたい。

 

 

「UNFADED」からだいぶ時間は経ってしまったけど、やっと今(2021年8月現在)ツアーも発表された。コロナ的にかなり状況の悪い中でのツアー発表なので、なんで今なんだよ……との葛藤は全く消えないよ。なんか…なんだかなぁ…を繰り返す毎日。

本人たちもこの、いつ中止になってもおかしくない状況に不安は絶対にあるんだろうけれど、あちらもそれが仕事なんだからしょうがないよなあ。私たちだって感染に怯えながら仕事に出ざるを得ないからね。本当はさ、有観客に踏み切った今年のフジロックにも思ったけれど、仕事だから仕方がない~をお互いに言い合っていたらいつまでたっても何も変われないような気もするんだけどね。

そして、ファンの気持ちも試されているようですごく複雑。

と言いながら遠征はしないことを自分に言い聞かせて(泣くよ…もう、行きたいんだよ!遠征。゚(゚´Д`゚)゚。!)最低限のチケットは取ったけどねえ。。。

 

果たして私の初日は迎えられるのかしらん。。。 

 

 

  

 

岡野昭仁 配信ライブ「DISPATCHERS vol.2」2021.07.25

2021年の7月、絶賛オリンピック期間中である。

断っておくけど緊急事態宣言出ている中でのオリンピックなんだよ。。。緊急事態宣言中なのに平和の祭典とはこれ如何に。大いなる矛盾が頭の中で渦巻いてアスリートたちの活躍を素直に応援することが出来ない。悲しい。

 

それにしても引っかかるのが、始まる前からずっと今でも、大きな声であちこちで言われ続けているの「スポーツの力で感動」とのキーワードだ。

改めて言葉を見てみると、分かったような分からんような曖昧な言葉ではある。「スポーツの力」っていったい何なんだろう?

これはスポーツが物理的に力を駆使して行うことを意味するのではなく、スポーツが観るものに与える心理的な力のことを言っている。

確かに今までもスポーツ観戦していて、アスリートの見せる動きに、力強さに、勇姿に心を動かされたことは何度もある。そんなにスポーツ観戦が趣味でもない私でも、だよ。この選手の運動能力すごい!と唸ったり応援してるチームの勝利に感極まって涙が出たことだってあったよ。

でも、感動するとか喜びに溢れるとか感情を動かされるとか動かされないとか、そういうのって全部見ている側の個人的なものじゃないの?たとえ誰か友人や家族や仲間と一緒に観戦してて感動を分かち合えたとしても、最終的にその感情はやっぱり個人のものなんだよ。

そういうのをやる側から「感動するでしょ。感動するものなんだから見たいでしょ」って押し付けられるのってなんだかなぁ。。。だいたい感動感動言うけど、別に感動するばかりがスポーツ観戦じゃないしな。時々腹立つことだってあるしな。このご時世で少なくとも私はコロナのことを考えながら、感染におびえながら見たいものではないんだよ。

これがスポーツじゃなくて「音楽の力」なんて政府に連呼されたらどうよ?音楽には感動する力がある。みんな音楽を聴いて涙してね!!…はい、勘弁してください。えらい人が言う「ナントカの力」が胡散臭いのは、感動しろ、の影で上に立つものの思惑や不祥事を忘れてねの意味があったりするからさ。実際スポーツも音楽もプロパガンダに利用されがちなんだよね、いつの時代でも。うーん、悲しきかな、人類。

オリンピックの是非は置いといて。

 

 

7月25日には岡野くんの2回目の配信ライブ「DISPATCHERS vol.2」がありました。

第1回目は4月にあったんだよね~(うっ…感想も書いてないけど💦)

4月は昭仁ソロ第2弾の「Shaft of Light」を出す時で、今回は「その先の光へ」を出したばかりだから一応これはプロモーションライブってことでもあるんですかね。。。

なーんて冷静さを装ってみたけど…やー、もー、すっごくすっごく嬉しかったです!!!

今はライブも簡単に行けないし…、たまにアクティブな気分になって大丈夫かな、やってみるか!ってエントリーしても感染対策でキャパ半分になったチケットはなかなか取れないし…の状況ですからね。何より昭仁くんがみんなの前に出て歌ってくれることが一番嬉しいんすよ。

 

 

何だろう…前回やったvol.1よりもこのvol.2の方がすごく2014年の「SING IT UP」を思い起こさせる雰囲気があったな、と思う。もちろんライブ中に「SING IT UP」に言及もしてて、米津玄師の「アイネクライネ」歌ったりしたし、何よりvol.2は収録じゃなくて生配信だったからってのはあるけれど!

でも、選曲の傾向(それは何なん?と聞かれても上手く言えないけど)とかMCの語り口が柔和で優し気だったり、の感じがしぎなっぷと似ているんだよな~。おんなじ人がやってるライブだから当たり前じゃんと言われればそうですが。

 

本当に正直に言うと、私はポルノグラフィティのファンではあるけれど、ポルノの方ではメンバーがどういうことを考えて、どういうものを目指して音楽をやっているのかがイマイチ分からないってことがよくある。まあそれは、曲や歌詞やライブからそういうの読み取れない私がただアホなだけってことだってるのは分かってますよ。でもねぇ、2人で曲作るようになってもシングルの多くはタイアップ先に世界観を寄せたものだし(それはそれで立派なんだが…)濃いポルノらしさってものを表にあんまり出さんでしょ。

だいたいまずもって、新藤晴一という人が多くを語るのを美徳としない人である。昭仁も今まではほぼプロモとライブ以外は表に出てこなくて、何をやっているのか何を考えているのか、生きているのかさえ分からない人であった。ライブのMCでも大抵決まったテンプレート通りを繰り返すのが多かったという印象。めちゃくちゃざっくりした言い方だけど。
もちろんそう感じてしまうのは多分に、私が後から来たファンってことが大きかったからかも知れない。だっていくら後から昔の活動を追っても肌感覚で分かるもんじゃないんだよね。だから私はあんまりメンバーの思考を知らない。

それが、「そうか、岡野昭仁ってこういう人だったんだ」と大きく目を瞠らせてくれたのが「SING IT UP」だったんだ。

選んでいる曲をなぜ選んだのかの説明も、その曲にまつわるちょっとしたエピソードもそのアレンジの仕方も歌い方も。ポルノの時とは違った岡野昭仁がいた。ポルノの時と違った岡野昭仁、が果たして「素」の岡野昭仁であるかは分からないけれど、初めて詳しく本人の口から今彼が考えていることが聞けたような気がした。 

話は逸れるけれど、ちょうど2014年は10月に小畑ポンプさんのバースディライブがあって、ポルノはそれにシークレットゲストとして出た。 私は最初行く予定はなかったけれど(それでも多分晴一は出そうだなとは思っていた)たまたま友人に誘われて行ったんだよね。まさか2人で出るとは…!!とびっくりしたよ。

その時の2人がね、ただのバンドマンで、私はただのバンドマンであることに心底嬉しかったんだ。

遅れてきたファンである私は2012年からライブに行き始めたけれど、どこか彼らのライブはショーであり、彼らはパフォーマーであるように見えることも多々あった。好きになったはいいけどそういうところになんとなく物足りなさも感じてて…。(※もっともインディーズ~三人時代を知る人によれば昔はバンド(音もパフォーマンスもすべて!!!!!)だったと言う…💦)

だから、ポンプさんのライブで、小さなセッションを楽しむような2人を観られて本当に良かったと思った。

そして2014年12月の「SING IT UP」で私は初めて、ライブの後もずっと続く幸せな満足感を感じた。もちろんそれまでもポルノのライブで満足感は感じていたけれど、でも終わってしばらくするとまだ足りない!もっと!とまるで麻薬が切れたような焦燥感と欠落感ばかりがあったんだよね、なぜか。

だから「SING IT UP」は私にとって、今にずっと続く幸せな記憶なんだ。

それが「DISPATCHERS」に繋がる。

 

昭仁はそろそろ母屋の様子も見に行くよと言う。

もちろん母屋の活動が始めるのは嬉しい。

でも「DISPATCHERS」は細々でも末永く続けて欲しいな。今彼が興味あることを、思いのたけを語ったり歌に乗せて届けてくれることが嬉しい。それに「歌を抱えて歩く」っていうのは岡野昭仁が歌を歌っていく限り、彼にとっての永遠の課題でしょう。私はその闘っている様をずっと見ていきたいんですよ。

 

     *********************

 

DISPATCHERS vol.2はvol.1よりももっと、昭仁の趣味嗜好が表れている曲が選ばれているように思う。そして今現在の思考が反映されているように感じる。

とりあえずカヴァー部分について思ったことを少しだけ。

 

マリーゴールドあいみょん

多分あっきんってあいみょん大好きだよね?

前回のvol.1でやらなかったのが不思議なくらい。あいみょんのフォーキー なメロディーに昭仁のハスキーな声がよく似合う!

 

 

「勿忘/Awesome City Club

この曲は聴いたことあったし、Awesome City Clubの名前も知ってた。最近よく名前を聞くからてっきり最近出てきたグループかと思っていました。調べたら結成2013年とのこと。私が知らなかっただけですね。ごめんなさい!男声と女声が交互に入りハモッているので一人で歌うとメリハリをつけるのが難しい歌だね。昭仁さん、もっと練習したらもっともっと行けそう。偉そうにすみません。

 

 

HANABIMr.Children

多分ミスチルって私や私のちょっと下くらいがド世代でたいていの人が通ってきているんでしょうけど…イマイチ興味を持てないで過ぎてしまったんですよね、私は。HANABIも曲を知ってる、聴いたことある!くらいで。でも、桜井和寿さんて人は特に歌詞に関して(詳しくないけど)やっぱ天才だな~と思うことが多々ある。スガさんとも仲がいいので「ファスナー」とか好きでよく聴くけど本当に上手いし、伝わる歌詞だよなって思う。

昭仁の歌はちょっと苦しそうだったけど、喉の調子が悪いというよりはキーが合ってないのかなと思った。でもラストの高いところは声がとってもきれいに出ていたね。ほッ。

 

 

「人として/SUPER BEAVER

SUPER BEAVERは名前は聞いたことあるけど全然知らんかった。だから昭仁が歌ったのが初めて聞いた彼らの曲です。なんて実直で泥臭い歌詞やメロディーなんだろうとびっくりした。電子音が並んだ軽妙でおしゃれなサウンドが流行っている中でも、こういう音楽も人気があるんだね。

そしてこういう歌詞って昭仁の歌い方に絶妙に似合っている!

迷っても悩んでも逃げないで棚に上げないで、誰かのせいにしないで生きていきたいよね。難しいね。。。大いに難しい。

出来たら昭仁は真っ直ぐでいて欲しい。誰かのせいにしたり、弱いものを虐げたり、 差別をして優越感に浸ったり。そういう仕事だけはしてくれるな。

 

 

「ジュビリー/くるり

ピアノ演奏と歌唱だけのステージが敬虔な印象でした。

LIVE IT UPでもくるりの「ばらの花」をカヴァーしていたように、彼はとってもくるりが好きなんだね。私はくるりの曲はそこまで知らないので雰囲気で言うけれど、ポルノとくるりって対極にあるバンドのように思うのです。個人の感想です。なぜかは聞くなよ。ちょっと言えない。なんとなく。雰囲気で。だからりびなっぷで歌った時意外!な気がした。

全然関係ないけれど、いっとき私、くるりの「琥珀色の街、上海蟹の朝」という曲が気になってよく聴いてました。くるりっていろんな曲書くよね。それもちょっとクセになるようなヤツ。

 

 

サヨナラCOLORSUPER BUTTER DOG」 

これ聴いたの初めて!ごめん、SUPER BUTTER DOGを知りませんでした。でも好き!この曲!昭仁くんが歌いたいの分かる。素朴なほっとするようなメロディー。他にもいろんな人がカヴァーしているんだね。

ハナレグミさんは初めてきちんと聴いたのがギタージャンボリーで、歌も上手いしギターも上手いし心地よい音楽でした。

この曲はちゃんと覚えたいなって思ったよ。

 

 

「情熱/UA

りびなっぷで「雲がちぎれる時」を歌った時も思ったけど、こういう暗い曲を歌う昭仁って私の好みでしかない…!その前だったかで桑田佳祐の月を歌ったのも良かったよな。

昭仁の声って、基本若くて甘い明るさがあるんだけれど、それなのに暗い曲がしびれるほど心地いいってなんなんだろう。「Fade away」とかもね。明るさに覆われた本性を覗き見するような。この間DISPATCHERS で昭仁の声の分析やっていたけれど、張りのある声とハスキーさと両立しないものが両立してるってあったけど、こういうのもその一つかも知んない。

 

 

 「今だから/松任谷由実小田和正財津和夫

最初はあれ??なんだっけこの曲?だったけどサビになったら思い出したわ。懐かしい、っていうかチョーひっさしぶりに聴いた!!このアレンジが…80年代のピコピコ感が…このメロディーの流れ方が…(汗)若い人には新鮮かもだけど、あの当時を過ごした私にはどうしてもむずがゆく聞こえてしまうわ~うっわ。

だけど、こういう80年代のレトロな曲の昭仁との親和性の高さよ…!!!似合う!個人的にはvol.2の中で一番しっくりくる。 だからなのか最近脳内ヘビーローテーションだよ。ボーカルはユーミンの声の時と昭仁の声の時があります。

 

 

 「アイネクライネ/米津玄師」

やばいやばいやばいやばい。昭仁が歌ったことで米津玄師を知ってハマったきっかけの歌……!

2014年の時は昭仁もギターを持って(フォロワーさん談によるとエレキ)たのでしぎなっぷの印象はもっとバンド感があって、そして昭仁ももうちょっと淡々と歌っていた、ような気がする。違うかも…? 細かいところ記憶の彼方で悲しいんだけど。

今回は熱唱!だ。

「アイネクライネ」って絶望からの救済の歌で、主人公の彼女が抱えている絶望というのが同じアルバムに入っている「WOODEN DOLL」の女の子の苦しみに通じてるんではないかしら…って前からよく思っていた。この歌詞に出てくるネガティブな言葉が本当に辛い。

utaten.com

同じアルバムに入っている「花に嵐」なんかも、いじめを受けた(とは書いていないが匂わせてある)少女の心の傷とそれでも垣間見える希望を描いていて聴くたびに苦しくなる。

だから私にとっては今回の熱唱の方がとってもとってもしっくりきた。歌ってくれてありがとうーーー!!!!!泣く。

 

 

若者のすべてフジファブリック

この曲も私は何度も聴いたことあるのに本当に今までスルー状態でした…。すみません…。いや~、推しが歌うとこんなにも入って来るんだね。 改めてフジファブリックに興味を持ったよ。

よくカヴァー曲を歌うと、本家だとちっとも良いと思わなかったけれど、昭仁さんが歌うと違う。さすが昭仁さんは歌が上手い、という人がいるけれどそれは違うと思う。それは本家にまったく失礼じゃん。昭仁が上手いから曲の良さを引き出したじゃなくて、自分が好きな人が歌うから説得力があるように聞こえるんだよ。もしフジファブリックの志村さんがポルノの歌をカヴァーしたら、ポルノにまったく興味なかったフジのファンでも興味を持つかもしれないってこと。それだけのことなんよ。

もっとも昭仁の日本語の歌詞の発音ははっきりしているから、曲によってはカヴァー元の人の歌い方より歌詞の内容が分かりやすいってのはあるかも。

 

 

ポルノの曲では「リンク」がすごく爽やかにおしゃれにアレンジされていてびっくりした。そうか、こんな風にも歌えるのか…、と目から鱗が落ちた感じでした。この曲のサビ部分ってAメロ、Bメロと乖離してると言えるほど雰囲気が違っていて、私はこの曲初めて全部聴いたときに凄い違和感を感じたものなんですよ。何しろリリース時はまだファンじゃなくて、テレビのCMでのサビのとこしか知らんかったからね。AメロBメロって重めのロックじゃん。それに比べてサビはいきなりパーッと明るさが広がるポップスじゃん。今は慣れたし、鬱屈からの希望なんだろうと理解出来て全部好きなんだけど。今回はそれに成熟が加わってもっと一体感が出たような。いや、まだまだいけるんだね。侮れないわ、リンク。

ということで、vol.3も待っています!

 

f:id:vermillionorange:20210801162556p:plain

(スクショしまくったけど何を歌った時の写真かもはや分からないやつ)
 

 

 

 

 

ライヴとライブ

テレビでミステリードラマをやっていたのでなんとなく流し見をしていたら。

女性小説家の夫が自殺した。その小説家は作品内でいつも「出逢う」という言葉を使っているのに、ある作品だけが「出会う」を使っている。そこに引っかかった刑事が捜査を進めていくと、背後にゴーストライターがいることに気が付き、そこから事件の真相が解明され…という話だった。

うーん、「出逢う」と「出会う」かぁ…。

でもこれ、全部の作品読んでるような熱狂的なファンじゃないとこんな微妙なコダワリ分かんないんじゃない、、?とツッコミつつ言葉の意味を調べてみる。

「会う」も「逢う」も基本的にはどっちも同じ意味の、人と人が顔を合わせること、対面することとある。しかし、「逢う」の方は親しい人と会う、運命的な出会い、そこから転じて恋愛事へと発展するような「会う」の意味合いがあるらしい。確かに「逢引」とか「逢瀬」とか恋愛によく使われる文字だよな、「逢」。

この小説家ってのが恋愛小説家だったのかどうなのか、ドラマを観たはずなのにさっぱり覚えてないんでアレなんだけど、言葉に微妙な意味の違いがあるならば、どの作品でもいつも同じ「出逢う」を使うんでなくてそのシーンのシチュエーションに合わせるべきなんでは?と余計な事を考える。でもドラマとしてはそこに焦点を当てたかったわけだね。

 

日本語には漢字というものがあり、上記のように微妙な意味の違いをそれぞれ別の漢字をあてて表現するということがある。他にも、同じ言葉を漢字ではなくわざとひらがな、カタカナで書くことによってまた違うイメージを与えることも出来る。

NHKの音楽番組の「シブヤノオト」。

番組名の由来は知らないけど、多分NHKが存在する渋谷から届ける音、という意味なんだろう。ノオトはノートに掛けてあって、番組が1冊の本だとしたら、番組で紹介されるされるミュージシャンはノートの各1ページみたいに思わせるような多重の意味を持たせる。そして全部カタカナで表現することが何か外来語のようなおしゃれな雰囲気を纏う。これが「しぶやのおと」だとまたイメージが違うよね。

こういう例は他にもたくさんあるけれど表記文字が多種類ある日本語ならではだ。

 

ちょっと前にツイッターで、どこかの経済関係の出版社の編集者さんから著作者宛に文章を書く上でのお願いというツイがあった。

お願いというのは、固有名詞を文章内で統一してくれとか、ですます調はやめてとか(経済ニュースだからね)たくさんあったけれどその中に、文章内で使う言葉の漢字を統一してくれというのもあった。ちょうど最初に書いた「出逢う」と「出会う」みたいなのがあった時にどっちかに統一してくれと。

残念ながらそのツイには、校正をやるのが編集者の仕事だろ!とかツイートで呟くんではなく個別に言えとかのリプライが付いたり引用リツイートされたりしてプチ炎上し、どうやら今は削除されたみたいなんで見ることが出来ないんだけど、私には興味深くもあった。

だって、私には耳が痛い……!
私の文章って言葉が全然統一されてないもんね。

「できる」を「出来る」って書いたり書かなかったり、「~の方へ」と「~のほうへ」漢字使ったりひらがなだったり、「~のとき」も「~の時」だったりそうじゃなかったり。全然統一性ないからね!これはPCやスマホの変換のせい……と思ったら大間違い。きちんと文章を見て校正する人はちゃんと統一するからね。私は無頓着に「出会う」も「出逢う」も使っちゃう。全然ドラマにならないね。多分よっぽど意味を込めるつもりでなければ、文章や言葉をきれいに揃えるってことに全くこだわりがないんだろうなと思う。うーん、もうちょい頑張れよ私。反省。

 

世の中には言葉にこだわる人が大勢いる。

私の知り合いにも必ず「ありがとうございました」を「有り難う御座いました」と書いてくる人がいる。いつも絶対に「ありがと〜!」なんて略さない。その他の文章はタメ語なのに…なぜっ!?

でも多分その人にとってはそれが自分のこだわりなんだと思う。礼を尽くすときはあらたまった丁寧な言葉で表現しようという…。

いや、私にだってこだわっているものがあるから!ほんのちょっとのこだわりだけど!文章書くとき、というよりPCやスマホで入力するときの話。

それは数字やローマ字(?英語?)の全角入力をしない(どうしても許せない!)っていうやつです。なぜって読みづらいし!!なんか気持ち悪い!もちろん人が書いたものはいちいち指摘しませんが。読みづらいけど。しかし…自分で入力するのが気持ち悪い…。でも役所なんかに提出する書類では全角指定があったりして、ぐぬぬぬぬ気持ち悪い~って内心思いながら入力してる。

 

 

言葉の統一、というのを考えるときにいつも思うのが音楽オタクならではの言葉「ライブ」だ。

「ライブ」には現在の日本語では「ライヴ」という表記方法もあって、英語なら「LIVE」なので発音的には「ライヴ」が正解のような気もするが、ここは日本だし、だいたい[v]の発音ちゃんと出来てるのか?みんな!?という疑問もある。

でもつい書いちゃう「ライヴ」。なんとなくかっこいいから。

ところが、最近は「ライブビューイング」なる言葉も出て来た。

英語だと「LIVE・VIEWING」になる。現在の日本語では「ライブ」は「ライヴ」とも表記するが、「ビューイング」は「ヴューイング」という表記はしないんだよね、なぜか。「インタビュー」を「インタヴュー」とは決して書かないしね。そうなると「ライヴビューイング」と書くこともなんとなくバランス悪く感じてしまう。じゃあやっぱりこだわりにこだわって「ライヴヴューイング」と書いちゃうか??いやいや、やっぱなんか変…。こだわりすぎて逆に怖いわ。そうなると結局「ライブ」でいいじゃん、になっちゃうよなあ。なんで「ヴ」表記にこだわる必要ある?って。

実際世の中でも「バイオリン」と使われているところもあれば「ヴァイオリン」という表記されているところもある。「ボーカル」・「ヴォーカル」、「カバー」・「カヴァー」あたりも人によって媒体によって様々。

  

web.archive.org

2019年にこんなニュースが慎ましやかに流れた。

これは外務省が外国の国名を表記するときに「ヴ」を使わないことにした、というだけで別にもう「ヴ」を使っちゃいけませんよというわけではない。

でも、こういう法案が出ちゃうってことはメンドクサイんだろうねえ…。「ヴ」の使い分け。日本語からそのうち「ヴ」が消えることになる可能性もあるのかも。

 

 

話は変わるけれど、私が子供の頃「金大中事件」というのがあった。うーん、世代がっ!…^^;

当時の韓国の政治家金大中氏に関する事件で、内容はここでは全然関係ないけれど、その事件の報道で日本では「きんだいちゅう」氏という風に呼ばれたのね。けれどいつからか、もう故人ではある彼のことは今では「キム・デジュン」と呼ばれるようになってるんだよね。

これは、いつ頃からだったかは覚えていないけれど、外国人の名前や地名なんかはなるべく現地の発音で表記しましょう~という風潮が広がったため。韓国からは要請があったとかとも言われている。そういうのがマスコミ主導によるものなのか行政によるものなのか、ちょっと調べてないから分からないけど。

だから、特に中国や韓国の人名はそれまで「金(きん)」や「張(ちょう)」と書いて読まれていたけど「キム」「チャン」になっていることが多い。

そう、世界最高峰、「エベレスト」もいつの間にか「チョモランマ」と呼ばれるようになっているし!! もっとも「チョモランマ」はチベットでの呼び方で、ネパールでは「サガルマータ」らしい。さすが世界最高峰だけあって数か国にまたがっているから仕方ないんだろうけど、じゃあ現地語とはどこのを使えばいいの??となってまた別の問題が出てくる。
世界はもうグローバルで、一国だけで通用する呼び方にこだわっている場合ではなく、特に国名、人名はアイデンティティに係わることだから尊重するべきで、これからは現地語読みが普通になるんだろう。

しかし、他国の言語の発音がどこまで日本語で再現出来るのか?とも思う。発音って難しいよねえ…。世界共通語(?)で小学校、中学校から習っている英語ですら日本語ネイティブからしたら難しいもん。
だから、そこが日本風の発音になるなら、以前にあった日本でだけ通用していた「きんだいちゅう」読みと変わらない気もする。いや、意識的には違うけどさ…。

 

 

言葉は変わっていくとは言うけれど本当だな~と思う。

一時メクジラ立てる人が多かった「ら抜き言葉」(見られるを見れるみたいなやつ)もあんまり非難する人がいなくなった。

長く生きていると、流行り言葉がすごい勢いでやってきてすごい勢いで去って行くのも感じられる。そしていつまでもしぶとく残る言葉遣いもあって、面白いもんだなとも思う。

だからというわけではないけど、言葉ってその人なりのこだわり方で良くて(こだわりない人はそれで良くて)、人にこういうように書きなさいやりなさい!みたいにするものじゃないんではない?と思うようになった。

私は今でもそのときによって「ライブ」って書いたり「ライヴ」って書いたりしてる。それは「ヴ」の使い分けについて(自分の中で)使うべきか使わざるべきかの心情の(信条?)揺れなのである。 ゆれゆれブレブレだなぁ。元々の性格がそうだもん。分かってますよ。ごめんなさい。それにしてもライヴ行きた~い!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年に岡野昭仁が歌った曲

ヒマだったので2020年に昭仁が歌った曲を調べてみた。

生歌で、ラジオ・ネット・テレビ等全部。

これがまた、ライヴはほとんどやってないのにDISPATCHERSやってるせいか結構歌ってくれてるんだよね~。いつもよりバラエティーに富んでいるかも。ありがたや。

DISPATCHERSはYoutubeスペシャの番組があるけれど、初披露の時の方を記載しました。抜けてんのあるかもだけどほぼ備忘録だから。

 

 

02/26  スガシカオ かけすぎジャンボリー(弾き語り)

 

03/13  King Gnu井口理のオールナイトニッポン0(カラオケ)

 

03/20  ギタージャンボリー六本木場所(J-WAVEラジオ・弾き語り)

 

03/23 DISPATCHERS(弾き語り)

 

04/10 DISPATCHERS(弾き語り)

  • Zombies are standing out

 

04/15 DISPATCHERS(スペシャ・弾き語り)

  • アゲハ蝶

 

04/15 DISPATCHERS番外編(弾き語り・メドレー?)

 

04/22 DISPATCHERS(弾き語り)

  • 紅蓮華(LiSAカバー)

 

04/28 love up!の部屋(リモートで晴一と)

  • 幸せについて本気出して考えてみた

 

05/06 J-WAVE 音楽を止めるな(ラジオ・弾き語り)

 

06/04 DISPATCHERS(弾き語り)

  • LIVE ON LIVE

 

07/23 DISPATCHERS(弾き語り)

  • フラワー

 

06/06 DISPATCHERS(スペシャ・弾き語り)

  • むかいあわせ

 

0817 カフェイン11(ラジオ・リモートで晴一と)

 

09/08 Road to ロマンスポルノ’20~REUNION~(リハーサル風景)

  • VS

 

09/29 DISPATCHERS(弾き語り)

  • Pretender(Officail髭男dismカバー)

 

09/29 SWEET LOVE SHARE (弾き語り)

 

12/04 Cyberロマンスポルノ’20~REUNION

 

 

2021年になってからはスガさんとの「Progress」、澤野弘之さんとの「光あれ」が聴けた。今年もいっぱい歌声が聴けますように!

 

 

 

 

 

2020年に行った(観た)ライヴ

2020年はパンデミックが起こった年でした。

2020年初頭から始まった新型コロナウイルス感染症(正確には2019年でCOVIT-19と名付けられた)は2021年の今も全世界で感染拡大を続けていて収まる気配がない。ワクチンが徐々に接種され始めているけれどその効果はどれだけあるんだろうね? 

この世界には膨大な数の細菌やウイルスがいるけれど、研究されてよく分かっている細菌・ウイルスは全体の1%に過ぎないんだって。だからいつ何時わけわかんないウイルスでパンデミックが起こってもおかしくないんだと本で読んだことがある。感染症に脅かされた歴史は過去に何度もあったことだし(というか人類の歴史は感染症との戦い)いつかはあるんだろうなーと思ってた…でも、でも、まさか自分が生きている時代に起こるなんて思ってませんでしたよ。なんで、なんでだよ~~~くそぉぉぉぉぉお!!!!!!!!!

って誰もが思ってることだよね。うーん…。いつかこの頃を振り返ってみて、あー、コロナの時は大変だった、マスクにソーシャルディスタンスなんて今は考えられないね!と笑いあえる時代が来るのかな。そんな平和な時が来ることを早く早く早くと切に願っているけどどうなんだろう。。。

 

そんな2020年にもライヴはあった。

開催を発表され、延期になり、中止になり。そしてインターネット配信ライヴに切り替わり…。

もちろん「生」が良いに決まってるよ!

音や照明や、そんな空間全てを全身で味わうあの感覚は何ものにも代えがたいもの。

だけどさ、出来ない時に出来ないものをいつまでも駄々こねるように無理やり引きずってもどうしようもないからね。今がインターネットが発達した時代で良かったな!!!と思うしかないではないの。

実際、このコロナ禍が終わってもオンライン配信は残って欲しいな、と思うメリットもあったりする。ライヴの時間までには家に帰れるけど、その日はどうしても仕事休めないんだよ~の日とかさ!あと、お子様が小さいママさんパパさんには嬉しいんじゃないかな。私だってそろそろの歳だからいつ親の介護が始まるか分かんないし。簡単に出かけられなくなる。そんな時に配信(もちろんアーカイブ付き)があったら泣いて喜ぶ。

本当にインターネット発達してて良かったなっ!

 

 

 

02/18 高橋優 LIVE TOUR 2019-2020 free style storoke@LINE CUBE SHIBUYA

02/25 スガシカオ Hitori Sugar Tour 2020@ LINE CUBE SHIBUYA

02/26 スガシカオ かけすぎジャンボリー@LINE CUBE SHIBUYA(ゲスト岡野昭仁

02/28 (無料配信)スキマスイッチ  POPMAN’S CARNIVAL Vol.2ファイナル公演

02/29 (無料配信)打首獄門同好会 獄至十五ワンマンツアーファイナル公演

03/08 (無料配信)aiko Love Like Rock vol.9~別枠ちゃん~ファイナル公演

06/20 (配信)平沢進+会人 会然TREK 2K20▼04GHOST VENUE@NHKホール

08/07 (無料配信)米津玄師 フォートナイトゲストライヴ

08/09 (配信)藤原さくら 配信音楽会(スタジオライヴ)

08/29 (無料配信)SWEET LOVE SHARE  高橋優

08/30 (配信)SWEET LOVE SHARE  ポルノその他

09/14 (配信)タマタイチポンすけ@南青山マンダラ

09/29 (配信)SWEET LOVE SHARE  岡野昭仁(8/30分振替公演)

10/03 (配信+有観客)スガシカオ アコーステックLIVE in OKINAWA

11/21 (配信)藤原さくら オンラインリリースパーティー

12/04 (配信+有観客)ポルノグラフィティ Cyberロマンスポルノ~REUNION~@LINE CUBE SHIBUYA

12/04 (配信+有観客)スガシカオ Hitori Sugar Tour 2020 セトリ再現ツアー@人見記念講堂 

12/27 J-WAVE トーキョーギタージャンボリーリターンズ@両国国技館

 

 

<高橋優>

高橋優くんはこのfree style storokeツアーをコロナのために途中で中止。完遂することが出来ずにアミューズを退所してしまった。いつかコロナが終わってアミュフェスが開催されることがあっても(やるとは言ってない)そこに優くんはいないのかー。

優くんは声がでかくて声がでかい。きっぱりとしてて挑戦的でいかつささえ感じさせる声なのにでも繊細さが漂う。いつもひとりでギターを弾きながら「こんなオレの何が悪い!?」と訴えているイメージがある。闘っているイメージがある。そのキッとした瞳がちょっと苦手だった時もあったんだけど、優くんの歌詞がね、彼が思ったことを等身大の剝き出しのままに相手に伝えようとする。ひたむきに真面目に頑張って他人からダサい、何をムキになってるのって嘲笑されるようなことを、何でそれがおかしいことなの?と真正面から問いかける。そういうの聴いてると、こういう感覚忘れてた、歳取って怒ることも疑問に思うこともときめくことも毎日何だかなぁなぁで流してたわ、ってハッとさせられる。心がニュートラルに戻された気がしたんだ。そう思い始めた頃、2019年のアミュフェスで「8月6日」を聴いてなんかジーンときて1回ライヴに行ってみよう!って思ったわけですよ。

行って良かった。このひりひりした若さ切なさは優くんならではの感覚だよ。

そして、また次のライヴも行ってみたい、と思ってるうちにコロナ感染が広がってツアーがあれよあれよと中止になってしまった訳だけど。。。 今度開催されるまでにはもっと楽曲を聴いておくからな。待ってる。

 

 

<かけすぎジャンボリー>

2月26日はスガさんのデビュー記念日なので、毎年ライヴとかイベントをやってるんですが、今年は「第3回かけすぎジャンボリー」が開催されて岡野昭仁くんがゲストとして呼ばれることになったのです。これは行くしかないでしょ~~~。

かけすぎジャンボリーってのはスガさんのかけすぎ愛(スパゲティに粉チーズとか、牛丼に紅しょうがとか山盛りかけるのが好き)をゆる~~く語って、のちライヴをするという緩いイベント。前回第2回の時にも行ったけど、その時は高橋優くんがゲストでかけすぎ愛がない私ははよライヴ!と心の中で思っておりました。1種類の食物の過剰摂取は体に良くないからな。愛がなくてごめんよ。まあ、私もかけすぎ愛がないけれど、岡野くんもたぶんかけすぎ愛なんてないよね?でも2人のトークは面白かったよ!

岡野くんに会うのは2019年のロマポル以来だ~。…久しぶりすぎて涙が出るわ(´;ω;`) もっとも、この後の3月のJ-WAVEのギタージャンボリーも観に行くけど!なーんて甘く考えてたらギタージャンボリーはあえなく中止になってしまったんだよね(´;ω;`)ウゥゥ 

実はこの日、お昼ごろにコロナウイルス感染拡大を受けて、政府からスポーツ・イベントの中止・延期・規模縮小の要請が出た日だった。その日あったPerfumeのドーム公演なんかは中止になっちゃったのだ。スガさんのライヴは規模が小さいのと、ヒトリシュガーという超少人数スタッフで作られてるライヴのため中止の準備も間に合わないということで開催された。確かに感染のリスクはあったかもしれない。でも、今考えれば個人的には、この時にスガさんのライヴに行って本当に良かったです。この年12月のポルノのライヴは当然のごとく当選しなかったので、岡野氏の生歌を聴いたのは2020年はこの時が最後になってしまった。久しぶりに聴いたギフトがホントに沁みました。

 

 

 

スキマスイッチ打首獄門同好会aiko

みんな、ツアーのファイナル公演が中止になっての急遽オンライン配信への切り替え。うーん、ファイナル公演が中止になるなんて、ファンやアーティストからしたら本当に悔しいだろうなぁ。一般の私たちからしたら申し訳ないことに無料での公開でした。本当にスミマセン、ありがとうー!

打首獄門同好会aikoはライヴに行ったことがなかったので興味深々。どれも楽しかった!!コロナが終わったらライヴに行ってみたいなあ。絶対に行く。チケット取れるのかは分からん。

 

 

 

<米津玄師>

厳密に言えば、厳密に言わなくてもこれはライヴじゃないんだよね。このために撮影した映像に音源を乗せたもの。うーん、MVみたいなもの。でも、ゲーム・フォートナイト内のライヴってのが面白かった。そういうのがあるんだね~。

早速このためにパソコンにフォートナイトアプリ入れたら100ギガ近く容量喰われてCドライブ死にそうになった。その割に映像はピンボケで動きも悪いのよ。これパソコンでやるならゲーミングPCでやるか、Swichみたいなゲーム機じゃないとダメなんだなー。そして、このライヴはフォートナイトの世界の中のある島の(?)中央の会場まで行かなきゃ見れなくて!そして私は壊滅的にゲームが苦手で!!会場に行くのに(アバターを動かすのに)どんだけ時間がかかったか!!!!大変。

でも、このゲームをやっている人ならこのライヴは世界中の人が楽しめるんだね。何だか凄い。これからはこういうやり方もアリになるのかもと考えるとドキドキした。

米津さんはこの少し前にアルバムを出していて。それは結構な私好みのアルバムで、この時期に出してくれたことにも嬉しかった。ライヴが出来ない世の中でも音楽は聴きたい。音楽家の音楽作品はその人の思考であり、リスナーに伝えてくれるメッセージであるからね。そのメッセージを出してくれることが嬉しいんだ。

 

 

 

<タマタイチポンすけ>

前の年のタマタイチポンすけがとっても楽しかったから今回も期待してた。最も、延期になり、また延期になり、結局無観客での配信になったのだったけど。

それでも、ポンすけはもともとワーキャー叫んでのライヴでは無くて、何かこうゆったりお酒飲みながら~的に楽しむのOK!(てかむしろそういう)なライヴであるし。家で配信観ながらまったりしよと思ってた。むしろ、こういう音楽こそ生で聴けないのは残念だったけど、まー配信にしては音が良くてね!映像もとにかく演者の表情を、演者の指先を丁寧に映していて、まるで最前席を陣取っているようだった。本当にポンプさん、ありがとう!!

たまさんは前回よりも余裕で、ライヴを楽しんでいるように見えた。あと、彼にとっては今のところ無観客の方が気が楽なんかなとか余計なことを思ったり。

それにしても、なんかでニヤッと笑った顔が三人時代の何かの写真か映像かで観た顔と重なってきゅーんと来たよ!またライヴやって欲しいな。

 

 

 

<SWEET LOVE SHARE 岡野昭仁

2020年のポルノさんはどうやらお互いソロ活動の年みたいで、昭仁くんスガさんライヴゲスト、ギタージャンボリー(中止)、YouTubeで「DISPATCHERS」配信開始。晴一くんはnoteで小説やエッセイを書き始めた。

まあ、今年はソロだよっ!と宣言してやるもんでもない…かも知れないけどさ。他のアーティストがアルバムを作ったり、無観客配信をやる中ポルノさんの今年の活動は…???ってちょっとやきもきしてしまった。それでも感染のリスクは極力減らして欲しい、絶対コロナに罹って欲しくない!でも少しは音楽シーンに出て欲しいし…!!!と複雑な感情が押し寄せては消え、の繰り返し!!でしたね。

だけどソロ活動でも、緊急事態宣言少し前に始まったDISPATCHERSがあって良かった。これで私は、この年救われたなぁって感謝してる。

自分もそこそこの年齢だし夫も既往症があるんで、コロナみたいな感染症が猛威を奮ってる世の中ではストレスが半端なくて辛かったです。友人とはもちろん、離れて住んでる家族さえろくに会えない日が続いていたしね。そんな中、昭仁がひとりでも投稿してくれた番組が本当に癒やしでした。いつだったか昭仁が「なかなか美容室に辿り着けなくて…」と帽子を被って歌ってくれたことがあったけど、その言葉のリアルさに、世間一般の人と同じようにコロナを恐れ警戒しつつ、それでも自分のやるべきことを粛々とやっているんだなあと感じ入ったんですよね。

本当に推しの笑顔と歌声は大事!生きる糧!!!

 

ということで「SWEET LOVE SHARE」という「SWEET LOVE SHOWER」が出来なかったためのオンラインFesにも出たよ!コロナが無かったら山梨でやるラブシャに出る予定だったってこと?かもってことだよね。うーん、残念だよね。現地で観たかった。ただ、昭仁は8月30日前日に虫垂炎になってしまったので、振り替えで9月29日にの配信になってしまったんだけどね。

セトリの中に「青春の影」のカバーがあって。

私が財津和夫さんの生歌で「青春の影」を聴いたのは割りあい最近で(といってももう6年前っす)そこそこにお年を召されてる時の歌い方、渋くて包容力満点の優しさが漂う歌声のイメージが残ってるもんだから、昭仁の歌い方にはまだまだ若さを感じてしまったのだけど^^;(ごめん。でもこれ、財津和夫の若い時の作品ですが…)

ところで、昭仁のMCにもあったけれど、私も長い間この曲を別れの歌だと思ってました。でもよく聴くとプロポーズする決意をして「君」を迎えに行く歌なんだよね。昔から結構な方々が別れの曲だと思ってたようで、財津さんが「僕の歌詞の書き方が悪くて」云々謝られる記事もあったり。

別れの曲に聴こえるのは多分、歌詞の最後の方の「今日から君はただの女 今日から僕はただの男」というところだと思う。これを私は、「今日から僕の恋人(妻)という名称を外れたひとりの女であり、今日から君の恋人(夫)という名称を外れたひとりの男」すなわち別れて一人一人になってしまった、だと思っていたの。

でも歌詞をよく読んでからは、二人が出会って、幸せなことも幸せでなかったことも分かりあおうとして分かりあえないことも、そんな稚さも色々なこと諸々を経たうえで、本当に大事なこととはただのひとりの男とただのひとりの女が愛し合っていることそれだけなんだと分かった、だから君を迎えに行く。みたいな意味なんじゃないかと勝手に思うようになりました。ま、勝手にね。

そして次に歌った「前夜」で涙腺決壊。個人的にはギタージャンボリーが中止になって代わりにラジオで六本木場所として演った時のセトリより、彼が自分が表現したいことの強い意思の感じられたセトリで良かったと思ったな。

「前夜」は案外弾き語りに似合う曲なんだなあ。

 

 

 

ポルノグラフィティ REUNION

待ちに待ったポルノグラフィティのライヴ。配信ライヴかと思いきや配信+有観客。

この時期イベントでは観客会場の50%、上限5000人までという制約付きだったんだ。そして会場はLINE CUBE SHIBUYA。入れる人数は多くても1000人ですよ。なんて狭き門なんだ!

私のチケット運では当然当たるわけがなく、あとこの当時、毎日のように感染者が増えていたから、万が一当たっても(!)行っていいものなのか、なんとなくモヤモヤしたものを抱えたライヴになってしまった。何しろ人間が出来てないからねー。すまぬ。

狭き門を考慮してか、当日はファンクラブ会員向けにライヴの前後に特別映像付き。おまけにライヴ映像のスクショ撮り放題という特典有りでした。ナニソレ、すっごくサービスいいじゃん!ポルノさん、いつもそーゆーのに厳しいのに!あ〜〜本当にありがたいことでありまする😭😭😭 おかげさまで写真フォルダが大変なことに(笑)

ところで、ライヴは本当に良い意味で!変わりなく、ポルノグラフィティのライヴってこんなに楽しいんだったよね!!!って思わせてくれたよ。動いてる生新藤さんも久しぶり〜。サポートが変わり?(特別編成?)ドラム玉田豊夢さんとベース山口寛雄さんが入って。一度ポルノライヴで聴いてみたいと思ってた方々ですよ…!!音は更に更に私好みになっていた。そしてセトリが最高で!!!こうなるとあ~~やっぱり生で聴きたかったとなるよねー(笑)ARはそこまで感嘆するほどじゃなかったけれど、ネットで観ている観客を楽しませようとしてくれる気持ちは伝わりました。

色々考えたこともいっぱいあって、3月に映画館でこのライヴを上映してくれるそうなので上映が終わったらまた感想を書いてみよう(がんば…る…)

 

 

 

スガシカオ

ポルノと同じ日に被ってスガさんのライヴ。同じように配信+有観客。

なんでやねん!!!

とりあえず、途中で無期限延期になってしまった2020年のツアーと同じセトリの再現ライヴなんで(私は2/25に行けてたんで)ポルノさんを優先しました。ごめんね。

その日2回公演の2回目だったせいか、スガさんがとある何曲かで上手く声が出せなかった?みたいな時があって。MCで、非常事態宣言の自粛から長引くコロナのせいでライヴがどんどん潰れて、長い間歌ってなかったら久しぶりに歌を歌った時に上手く声を出せなくなっちゃった、歌の(声帯?)の筋肉が落ちちゃったって言ってた。そして、曲作りをしようとしてもこの先が見えない時にどうしてもアウトプットする気になれなかった、と言っていて。

それを聞いた時に私は、こういう音楽をやっている人って立ち止まっちゃダメなんだって思った。あ、収入的なことではなくてね(収入的なこともあるだろうが)。傍から見たら、いつも休みなく動いていることがしんどそうでも、立ち止まらないことが自分を生かす仕組みになっているのかも知れないんだなって。ほら、泳ぐことをやめたら死んじゃうマグロとかサメみたいに。特にスガさんなんかはそうかも知れないよなー。曲作ったら即、今!すぐ!配信したい!ってくらいせっかちだし? 早く、スガさんやミュージシャンみんながどんどんインプットとアウトプットを繰り返して泳ぎ廻れるような時世になって欲しいなあ。

 

 

 

<ギタージャンボリーリターンズ>

12月ではなくて一年後の3月にリターンズやって欲しかったっす。

案の定岡野くんは出られず。まあ2021年の3月にやったって、前回出る予定の出演者が全員出られたとは限らないんだけどね。

12月の暮れ近くで日々感染者が増えていた頃だったから行くのも悩んでしまった。けどポルノさんのライヴにも行けず……生音聴きたい欲求が…限界でした(-_-;) 弾き語りライヴで大人しく座って観ていたから許して。

うーんそしてね、正直に言うと私はどっちかと言うとバンドサウンドが好きなんですよ。

だから正直に言うとpart2、舐めてました。アコギ&ガットギターの弾き語りFes。本っっっっ当にごめんなさい!!!舐めてた私、思う存分殴られて帰って来ました。行って良かったです。

ギタージャンボリーでは歌声とアコギだけ(ガットギターとかループマシーン使う人もいる)なんで、それしか無いんで、如実に演者の歌の上手さとかギターテクニックとか音楽性とか人間性とかが表れるし問われます。いろんな楽器も使われないので、単調になりがちなギターだけの音にどう変化をつけられるか、どういう歌い方をするかMCはどう入れるか演出力も問われます。断言してしまったけどきっとそうなんだと思います。怖いね。

演者が何を表現するか、何を観客に伝えたいのか。

「ライヴ」というものの「芯」みたいなものなんなのかなあ…といろいろ考えてしまった。

ところで、この日の出演者はみんな歌もギターも上手くて個性的でライヴは楽しかったんですが!もちろん目当てはスガさんだったんですが!樽木栄一郎さんという人が出ていまして、何の予備知識も無しに聴いたのですが、ギターは上手いわ歌は上手いわ謎の感動があるわ、鳥肌ものでした。ちょっと独特な活動をされてる方らしくこれからまたライヴで出会えるかは分からないんですが、あの空気感また味わってみたい。何か上手く言えないけどムーミンに出てくるスナフキンが森の中で歌ってるみたいな、そんな雰囲気!です!(あくまで私目線です)

 

さて、今年の2021年はどうなるのかなあ。ライヴ行けるようになるんだろうか。